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2011年2月 7日 (月)

メキシコではなくカリフォルニア

いつの間にか、このブログでは半年が経っていた。夏に熱中症の記事を書いてから何をしていたんだ?って感じ。『私の灯台巡り』の方はまめに更新しているだけに、こちらも進めたいのだが、基本的に診療室でのみ書き込んでいるので、なかなか時間が取れない!って言うのが言い訳だ。そもそも名称を『茶飲み話』とした意味の裏には、考えずに話したことを書いていこうと言う自分での思いがあったはず。であるから今年からは、ぐだぐだ考えずに、気ままに書いていくことにしよう。

と、今インフルエンザが流行っている。昨年新型インフルエンザとして日本中を駆け巡ったタイプと同じインフルエンザA型が主流だ。専門的にH1N1であり、カリフォルニア型株というのであるが、なぜカリフォルニアなのだろう?我々のイメージではメキシコから流行った気がするから、メキシコ型の方がぴんと来る。こう言った命名は医学界の基礎研究での方々がされるのであろうが、世論を取り入れて欲しい気もする(って勝手な臨床医のつぶやきだ)。

Snowtree インフルエンザと言えば、先日も『インフルエンザかどうか検査をしてもらえ』と上司に言われたから検査をお願いします!と言う申し出があった。検査は100%ではない。偽陰性(実際にはインフルエンザなのに、インフルエンザの反応が出ない)が3-4割位ある。その昔は医師の問診による臨床症状の経過、診察時の所見、周囲の状況などを判断して診断していたわけであるが、今は、医師がインフルエンザを疑いますね・・・と言っても、検査結果の方が優先されている状況。インフルエンザ患者に接触して、数日後の典型的症状で受診し、臨床的にインフルエンザであっても、検査で陰性だと抗インフルエンザ薬の処方を拒否される人もいる。まあー、10年ほど前までは抗インフルエンザ薬などなかったのであるから、それならそれでかまわないのであるが、感染拡大は医師として防ぎたい。

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