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2016年2月に作成された記事

2016年2月24日 (水)

初めての?インフルエンザB型

Anichosinki 不覚にも、2月14日から18日までインフルエンザB型に感染してしまった。インフルエンザ?と明らかに診断されたのは、10歳前後の一週間発熱したとき以来。この時は、症状からその様に診断を受けたが、迅速検査が普及してからは、初めてであり、迅速キットで陽性の印が出たときには、さすがにショックだった。

学校保健・産業保健などの公衆衛生上、インフルエンザに関しては、発症後5日以上、かつ解熱した日を除き二日の自宅安静が一般的である。勿論罰則があるわけではないが、感染予防上重要で有り、たとえ医師であっても守らずに、患者様に感染させたら大問題である。と言う事で、陽性とわかった16日から18日までは休診としたのである。ちなみに抗インフルエンザ薬のおかげで、16日夜には解熱していた。20162241
一言で言えば、約40年ぶりのインフルエンザ感染で有り、ひょっとするとインフルエンザB型は人生初かもしれない。感想を言えば、「感染中はあんなに眠れるんだ!!」である。15日あまりのつらさに、夜に検査を行い陽性と判明、直ちに抗インフルエンザ薬を服用して休んだのであるが、16日は発熱もあり、倦怠の中、寝ていてもすっきりしていなかったが、解熱して17日は、体も楽になった上に、寝られる寝られる!日中に4時間6時間熟睡し、その夜は8時間、総合すると18時間熟睡したのである。これが本当に熟睡なのだ。この歳になると、日頃多くても8時間、ほとんどは7時間以内に目覚めてしまうのに、こんなに眠れるのか?という感じであった。
もう一つ書いておきたいことは、患者様からのその後の対応である。大きく分けて二つである。一つは同情的に、『いつも無理をなさっているし、そう言った患者様ばかり診てみえるから・・・この機会にゆっくり休んで下さい』と言ったもの。もう一つは皮肉っぽく、『先生が風邪ひいとったらあかんはな。休診されたら私らが迷惑やわ!! 医者の不養生やで!』と休診したことを責められるケースである。
同情的に、優しく言葉をかけられた患者様には、これまで以上に親身に対応出来そうである。逆に言えば、医療従事者は、どんなときにも患者様に優しく接してあげないといけないのであると、改めてインフルエンザB型から教えられた。

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2016年2月 4日 (木)

無愛想

Coffee_cap  例年に比較してインフルエンザの流行は遅れているが、感染性胃腸炎、ノロウイルスの流行は年末から続いている。ノロウイルスと言うと、どうも重症化した食中毒での報道がイメージとしてあるため、みなさん「重症」と言う観念を持ってしまいがちであるが、実は不顕性感染(症状が出ずに治る)やごく軽症で済む場合も少なくない。

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そんな胃腸炎の患者様は、年明けからも継続してみえるが、軽い方でも気分は良くないはずである。だから診察室で愛想良くなど出来るわけも無い。早く楽になりたいはずであるが、即効性のそんな嬉しい薬はない。診察中、諸症状を確認するため質問しても、概して無愛想な返事が返ってくるのは仕方ないとも言える。
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先日普通の風邪の患者様が来院された。特に全身症状がつらいわけでも無く、食事が食べられないわけでも無く、発熱があるわけでも無い。いたって全身状態は良好であった。しかし、この方、とにかく無愛想なのである。私が入室後『こんにちわ』と明るく大きくお声がけしても返事されない。『今日はどうされたのですか?』と尋ねても、『風邪?』のみ。
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切れそうな心を抑えつつ、なんとか診察を続け、情報を集めていると、実は数日前に私の友人の開業医を受診されていたようである。そしてそこで『風邪か、胃腸炎?はっきりするまで、経過診てなさい』と言われたそうである。
この友人医師、良心的で低姿勢で優しい先生である。そんな先生がそんな冷たい指導を?と思って、何となく納得。私と一緒で無愛想さに腹が立ったのかもしれない。きっと虫の居所が悪く、この日の私ほど我慢できなかったのであろう。Photo
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ちなみに「無愛想」で検索したら、この犬の写真があった。無愛想と言うよりかわいいと感じる。愛想振りまかない猫が良いと感じる人も多いはずだが、診察室では振りまく必要はないが、せめて無愛想は控えるべきかも・・・

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