« 大羽尾灯台(鳥取県) | トップページ | 舞阪灯台(静岡県) »

2006年5月25日 (木)

お兄さん

Botanomake_1 陸地から確認できない岬の先に立つ灯台や、森の中に立つ灯台、あるいは断崖の下に立つ灯台など、時に地図だけを頼りにして出かけてもたどり着けないことがあります。そんなとき、地元の人に灯台の位置を尋ねることが多いのですが、案外知らない場合も多く、「そんな所に灯台なんてあったか?」と逆に質問されたりします。また漁師の方ですと、「船からなら、あの岬の先に見えているんだけど・・」と徒歩で行く私には、あまり役立たない場合も多いです。

京都府にある千本松鼻灯台に行ったときのことです。霧がかかった早朝にここを目指しました。いつものように国土地理院の地図で灯台のおおよその位置を確認して、その場所に近づきました。海から20メートルくらいの急な斜面には草木が覆い茂り、海岸線を見ることができないのです。それでも自分のいる道から上方、そして下方を探しましたが、灯台の姿は見つかりません。半ば諦めて地図を再確認すべく車に戻る途中、一人の70歳くらいの釣り人と出会い、挨拶と共に灯台を尋ねてみることにしました。あまり確かな返事は1_6もらえなかったのですが、海岸線に降りられる場所を教えていただき、そこへ向かいました。 かなり急な斜面でしたが、海岸線に降りられ、海に沿って岬先端を目指すと、灯台がありました。

帰りに再びその釣り人に会ったため、お礼を述べに近づくと、私が釣りではなくカメラを持っていたことで、話がはずみました。その時、「お兄さんは、どちらから来たんやな?」と尋ねられ、久しぶりにお兄さんと言われたことに気分良くして、次の灯台を目指したことを覚えています。

|

« 大羽尾灯台(鳥取県) | トップページ | 舞阪灯台(静岡県) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 大羽尾灯台(鳥取県) | トップページ | 舞阪灯台(静岡県) »