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2006年6月14日 (水)

余部埼灯台(兵庫県)

Botantoudai_22  先日、余部鉄橋の記事をおまけで書いたが、余部を訪ねた一番の目的は、当然灯台であり、最も楽しみにしていた目的地でもある。余部を訪れる前日に宿泊した浜坂で、ガソリンスタンドに立ち寄ったとき、店のお兄さんに余部灯台への道などについて尋ねた。すると、「御埼灯台」と余部灯台のことを呼んでいた。なぜそう呼ぶのか尋ねるべきであったが、地元の人からも親しまれている灯台であるということはわかった。東海地域に住む者なら潮岬や御前埼の灯台を身近に感じて、知っているのと同じなのだろう。事実、他の灯台へのルートも同様に尋ねたが、ほとんどは存在すら知っていなかった。

2005年8月に訪れたのだが、当日の早朝は青空で朝日が眩しかったのに、余部に近づくにつれてどんよりとした雲が空を覆っていた。日本で最も高い位置にある02_8灯台と言うことで、海を見下ろす景色も期待していただけに残念だった。

灯台の立つ岬の頂上まで少し細い道もあるが、車で行ける。頂上に出ると、灯台の姿が見える前方に駐車場も整備されている。私以外には、おそらく地元の人だと思うが、若いカップルが一組車内で語り合っていたが、私が現れたためか、すぐに立ち去ってしまった。駐車場から灯台まで100メートルくらいの地道がつながっている。普通なら駐車場に停めて歩くところであるが、誰もいないため車で灯台の近くまでその地道を進んだ。灯台のすぐ近くに車を停めて、ゆっくりと灯台を味わった。日本一高く、光到達距離も一番であると聞いている。01_8 確かに投光器の部分のガラス面は大きい。(写真右は車を停めた位置からの灯台、写真左は投光器の部分)

曇ってはいるものの、周囲の山々を見下ろして、日本海は十分に見えた。こんな高い位置からの光は、船舶からはどんな風に見えるのだろう・・と想像が駆り立てられた。(写真右下は、海側から見た灯台)

しかし、灯台そのものは、これまで訪れてきた灯台と変わらない。と言うか、正直なところ予想していたモノより地味に感じた。心のどこかでもっと特別な何かを期待していたのかもしれない。しかし、灯台愛好家にはもちろんであるが、地元の人たちから御埼灯台として03_9親しまれているこの余部埼灯台は、昭和26年以来、日本一高い場所から海上の安全のため灯光し続けられてきたのであり、私が期待していた特別な何かがないその姿こそが、期待していた物なのだと灯台を後にする頃になって感じ始めていた。

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