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2007年2月 6日 (火)

香住港灯台(兵庫県)

Botantoudai_43 先にお断りしないといけないが、実は香住港灯台へは訪れていない。もちろんその姿は確認したのだが、いずれ訪ねる機会があればその時改めて記事を書くつもりであった。Kasumimapしかし私の住む中部エリアの人で 兵庫県の日本海側を知る人は少ない。確かに直線的には近いのだが、中部地方から訪ねるのに交通手段は複雑である。今回取り上げることに決めたのは、香住を何らかの形で紹介したい気持ちに加えて、私個人香住と言う町が好きだからである。

Kasumikou2_1 餘部灯台などを訪ねた後、午後2時くらいに、ここ香住の街に入った。地図(右上)を参照していただきたいが、香住の砂浜海岸を取り囲むような形の湾である。新鮮な魚貝、カニなど有名で、夏には海水浴や花火大会を楽しむ人でも賑わう。大きな旅館は少なく民宿が中心の宿泊施設が広がるこの町は、私の心の中に持つ海の町そのものだった。

町の北東に香住港灯台を確認した(左写真:丘の上に立つのが香住港灯台)のだが、その前に日本海でひと泳ぎしたくなり、灯台は夕焼け時に訪ねるのが良いと自分に言い聞かせた。香住から海岸線を西に行くと入り江に囲まれた小さな海水浴場がある。プライベートビーチのようなこの場所が気に入り、ひと泳ぎした後で、しばらく音楽を聴きながら砂浜で読書を楽しむことにした。一時間ほど経っただろうか、少し空が暗くなってきたことには気がついていたのだが、突然雷鳴が響いた。浜には数名しかいなかったが一斉に車に向かう。私もあわてて車に向かったが、既にその途中から大粒の雨が髪に当たるのを感じていた。車に乗り込んだときには、外は暗くなり、雨が激しさを増し、すぐ近くの稲光も見えた。しかし私は、夏の風物詩と感じ、雷雨で色濃く変わっていく砂浜の情景を楽しんでいた。

Kasumikou1_4しかしこれが間違いだった。雨はその後いっこうに上がらない。それどころか雲に覆われて暗かっただけの空は、徐々に本格的な夜の闇に飲まれつつある。結局香住港灯台の姿を望遠レンズでは納めたが、直接訪ねることはできなかった。(写真右下:木々の間に小さく見えるのが灯台)更にその夜、夕食後に自宅から急用の連絡が届き、翌早朝に自宅に向かって車を進めることとなった。

その夜、雨があがった海岸線を散歩しているときに見た町の灯り、そこで出会った人との思い出、波の音など香住を好きになった理由はそれだけではないような気がしている。

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