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2007年3月 1日 (木)

御前崎灯台(静岡県)

Botantoudai_46 誰でも天気予報に裏切られることはよく経験するところであろうが、この日はさすがにショックだった。かなり以前に訪ねたことがある御前崎灯台であったが、その時に『次回は夕陽を背景に撮影しよう』と考えていたのである。Omaezaki121冬のある土曜日に御前崎周辺の地域の天気予報は晴れ。しかも曇りマークすらなく、降水確率は10%以下とのことで、仕事を終えて午後から鼻歌交じりで出かけた。ところが浜松を過ぎた所くらいから雲が空を覆い始め、御前崎に着く頃は、西の方に少し明るさが残るものの、上空は暗い雲が連なっており、更に灯台に着く頃には小雨まで降り始めたのである。

くどいかもしれないが、自宅を出るときは快晴で、曇り空、ましてや小雨など予想だにしていなかった。灯台に到着しても天気が回復するはずもなく、気分も晴れなかったが、しかたなくいつものように灯台周囲を散策し始めた。御前崎灯台はもちろん整備された灯台であり、そのため入館時間が過ぎていたため灯台敷地内には入れない。ここのところ整備された灯台に行くことが少なく、自由に灯台を味わっていた自分としては、少々不満を感じた。周囲のいろいろな角度から灯台を見て回ったが、以前から決めていた撮影ポイントに三脚を構えた。上空の暗い雲と海の水平線の間にわずかに見える夕焼け色を背景にしたのである。(写真右上)天気が良ければ、背景にある夕焼けが上空に向かってグラディエーションを描いているはずであった。ただ、この日天気が悪いため、周囲に明るさが残っている時間から照射灯が点灯されていたことで少し救われた気がした。

Omaezaki04

Omaezaki_2御前崎灯台は明治7年に建設された歴史ある灯台で、多くの人がその存在を知っているだけでなく、灯台の建つ埼から海を見渡す立体的な景観は、多くの観光客が足を運ぶ要因の一つでもある。そして灯台はその象徴としても慕われていることがわかる。

やがて周囲は暗闇に飲み込まれて、灯台のライトアップも始まった。(写真左下)今回はその姿を写真に収めようと考えていたわけではなく、更に小雨の中体も冷え切っていたため、新たに撮影ポイントを求めての移動を考えることもなく、ただただ暖かい麺類を早く食べたいと考えつつ帰路についた。

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