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2007年3月12日 (月)

遙かなる白ノ鼻灯台(高知県)

Botanomake_10 今回おまけ話として紹介する高知県の白ノ鼻灯台であるが、いつの日か正式な灯台紹介ができるかどうか不安である。下調べが不十分とShironohanachizu2か、地図を見誤ったなどではなく、迷ってたどり着けなかったのだ。 もう一度行けば、たどり着けるかも知れないが、あまり気が進まない。自分で言うのもおかしいが、こう言った場合諦めることは少なく、再挑戦する方である。にもかかわらず次を考えようとしないのは、身の危険を感じるくらい完全に山で迷ったからである。

Shironohanachizu1 室戸岬灯台から順調に西に向かい各灯台を訪ねて、この白ノ鼻灯台を最後の目的地にして車を進めた。既に高知市内を通り抜けて、仁淀川を過ぎて甲子園で有名な明徳義塾学園がある横波スカイライン方面にさしかかっていた。(写真右上:goo地図より)白ノ鼻灯台は、この東に位置する崎山の先端にある。確かに他の地図でも灯台の記号を確認していた(写真左上:国土地理院より)

崎山の西側を走る道路を南北に行ってはみたが、山に踏み込むポイントは、灯台から最も遠い地点となる西側、ほぼ山の真ん中あたりにしかない。おそらく釣り人であろう人の車が数台止めてあるところに自分も車を止めて山に踏み込んだ。まずは整備された山道で急激に登っていく。登り切ったところに板が取り付けられており、そこには消えそうな文字で、白ノ鼻灯台が右方向に進むように書かれていた(写真左中)釣り人は左方向に向かうらしい。確かに方角的にはそうであり、そのまま指示に従い歩き始めた。

Shironohana3ところ が、すぐに道は無くなり、ただ草木が茂った状態なのだ。これまでの経験では、誰か通っていればそれなりに後が残り、多少なりとも進むべき方向はわかる。しかし全くそう言った痕跡が無いのだ。それでも方角を頼りに迷わないため目印となる木を選び確認し、再び進むと言った形で進んだ。その時緑色のビニールテープが枝に巻いてあるのを見つけた。『これだ!誰かが付けてくれた灯台への目印だ!』と喜び、そこからはビニールテープを探しつつ進むことにした。少し北に向かいすぎている気もしたが、全く木々に隠れて周囲がわからない以上、テープだけが頼りだった。その後5箇所くらいテープを見つけて進んだ。そして嬉しいことに、灯台を探すときの大切な目印でもある電線をも見つけたのである。間違いなく灯台に向かっていると確信した。ところがその後ビニールテープが姿を消した。何度か戻っては方向を変えて探したが見つからない。電線も木々に遮られてその走行が把握できない。既に山に入って2時間近くは過ぎていた。南東の方角が少し傾斜で下っているように感じる場所があるため、そちらに進んでみることにした。と突然足を取られてしまった。木々Shironohana1 で傾斜がはっきりしなかったが、急激に下っている。しかも足元には茨が多く、刺さって痛い。少しもう一度傾斜を元の方に上がることにした。更に木々に囲まれ状況がつかめないため、一本の木によじ登ってみた。すると、なんとそこから灯台の姿が見えるのである。しかしそこはとても下ることのできそうにない斜面を下り、更にとても登ることのできそうにない斜面を登ったもう一つ向こうの山にあった。電線は互いの山の中腹くらいで渡されている。

結局ここで諦めることにした。もう一度木に登って撮った写真が左Shironohana2 の下である。悔しいような、それでいて諦めた決断に後悔はなかった。なぜなら私は完全に山で迷っていたからである。ちなみに右下の写真は、一番足を滑らせ安かった場所であるが、一番道らしい場所であったことを付け加えておきたい。

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