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2007年7月 6日 (金)

灯台巡りで得たもの

Botanomake_11 本格的に灯台を巡るようになってから3年が過ぎた。 運転好きの私が、ドライブの行き先として選んだ灯台が、いつの間にか目的となり、ドライブは移動手段となっていた。訪ねる度に灯台の姿に引き込まれていAmarube_with_meるのは確かであるが、他にも灯台巡りの中にいくつかの魅力を感じている。そこで今回は、『おまけ話』として、私が"灯台巡りで得たもの"について語ってみたい。(右写真は、餘部灯台を訪ねたときの自分)

まず、とにかく地図を読むようになった。見るのではなく読むのだ。出来る限り車で近づくためのルートはもちろんだが、山間に立つ灯台を目指す場合、急な斜面は危険であり、例え直線でも無駄な登りも避けたい。それを事前に地図で知る意味でも等高線は重要だ。特にリアス式海岸線に立つ灯台は、埼や岬など入り組んだ山間に多いため、頭の中で山道を想像しながら地図を入念に読むようになった。同時にそれが楽しくも感じる。しかし実際に訪ねてみると、僅かでも人が通った跡が残っている場合には、地図よりもそちらを優先しているのが現状ではあるのだが・・・。

Mugisakiama 灯台の立つ近隣の市町村に関する歴史や地理、或いはその地域にまつわる昔話や逸話などに興味を持つようになった。これは、Yoroisakiyoake歳を重ねた人に共通することなのだろうが、心の何処かで人生の深みを歴史上に求めたくなる感情なのかもしれない。 気取った表現になるが、悠久の歴史を感じながら夜明けや陽が沈む光景を灯台近くから眺めるとき、自然と時間に抱かれている自分を感じずにはいられない。(左上写真は麦埼の海女伝説の看板、右下は鎧埼での夜明け)

他にも多くのものを得たが、実際に残っている物としては、灯台以外のお気に入りの写真である。私自身カメラを趣味とは思っていないが、撮影している私や機材を見て、友人は立派な趣味だと評する。おそらく人並み以上の写真知識は持っていると思うし、できる限りお気に入りの写真を撮る努力は惜しまない。幸い灯台の近くには風光明媚な、あるいはJoujinmisakiyamahousi_1Izutakebayashi_1絶景と言える場所も多く、そこに立ち寄ることも多い。また偶然見つけた被写体にカメラを向けることもある。 (写真は左上から常神岬灯台へ向かう山道で撮影したヤマホウシ、伊豆の灯台を訪ねるため宿泊した修善寺の風景、神島灯台近くで見つけKamisimayatsude_2 Gokasyotutuji_1 た新緑眩しいヤツデ、五ヶ所湾のツツジ )

旅であればみな同じであろうが、苦労してたどり着いた灯台には思い出が深い。その意味では、車ですぐ近く行ける灯台よりも、山の中でさまよいつつ、汗まみれになってたどり着いた灯台の方が、たとえ整備された、あるいは歴史のある灯台よりも訪れた感動は、私にとっては深いとも言える。

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