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2007年8月 7日 (火)

吉津灯台(三重県)

Yoshizu1Botantoudai このところ、遠方まで灯台を訪ねる時間が持てず、日曜日に短時間で訪ねるく らいなので、どうしても地元三重県の灯台が多くなっている。まだ三重県の灯台を行き尽くしていなかったのは、ある意味幸いだったかもしれない。だからと言う訳ではないのであるが、ブログの方でも三重県の灯台を紹介することにした。五ヶ所湾の西に位置する吉津灯台(写真右上)である。

吉津港は、その昔大阪商船も寄港していた港であり、古くから伊勢湾に出入りする船にとって大切な港であったらしい。現在は漁港なのかと思っていたが、実は近くで取れる石灰石の搬出の船が最も多いとのことであった。そんな吉津港の南西側の埼の上に吉津灯台は立ってYoshizu3いる。その姿は、港のどこからでも目に入る。そのため最初に、港から真っ直ぐに灯台に向かって行ってしまったが、それでは急な山の斜面を登らないとたどり着けない。実は灯台の立つ埼を通って南伊勢町を抜けて260号線につながる旧道があり、吉津灯台のすぐ脇を通っている。(写真左上は、道路から灯台をのぞき見たところ)私は港にそのまま車を停めて、徒歩でその旧道を灯台の立つ埼の頂上まで行くことにした。

残念ながら周囲の木々が覆い茂っていて、海を背景に灯台は撮影できなかった。どうしても埼や岬の中に立ち、整備されていない灯台は、海を背景にした、いわゆる絵になる写真を狙うことが難しい(写真右下など)。特に三重県のようにリアス式海岸に点在する灯台の場合、安乗埼や大王埼など有名な整備灯台を除いて顕著かも知れない。Yoshizu2

しかし考えてみると、自分が灯台に興味を持ったというか、ひかれ始めた理由は、整備されていない自然のままの埼や岬に立つ灯台が、海上を航行する船のためにただ灯光している姿に、人の香りを感じたからであり、そう言った灯台を訪ねる事こそが私を満たしてくれているのである。

この日も夏の日差しの中、汗を流して訪ねた吉津灯台に、人の香りを感じることができた。

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