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2007年9月22日 (土)

鮫角灯台(青森県)

Samekado1Botantoudai_2 八戸港のシンボル的な鮫角灯台(写真右上)は、岩手県魹ケ埼灯台と、私がこの時前日に 訪ねた下北半島東の尻屋埼灯台の中間に位置する海洋航行上重要な灯台である。水面高も58メートルと高く、実際に訪ねると海から離れた丘の上に立ち、車で徐々に近づいて見えてくるその姿には、重厚な雰囲気が漂っていた。

しかし車から出ると、その雰囲気は一転し、灯台の後方に広がる牧場、そこに遊ぶ馬、私以外人気のない敷地、更に 敷地内には、アパートの ような住居があり、のどかと言うより、平凡な印象を私にAomorikuruma2_3抱かせた。(写真左上)住居は、灯台の職員と言うことは現在考えられず、敷地内に建てられた一般の住まいなのだろうか・・・などと考えつつ灯台を眺めて歩いた。整備された有名な灯台によく見られるように、銀盤の船舶振興会補助の案内板とは別に案内板がもう一つ設置されていた。

Samekado5敷地内は灯台を中心に、住居も含めて低い塀で囲まれ、邪魔に ならない程度の雑草が周囲を囲んでいる。少し雲が増えてきた蒸し暑い青空を背景に灯台を見上げると、よく見る形の灯台ではあるが、均整の取れた綺麗な形でSamekado2_2ある。しかも塗装されて白色も綺麗だ。知らない人が見れば比較的新しい灯台にも見えるが、初灯を刻んだプレートには右から文字が書かれ、周囲は青く錆びており、歴史をここに感じられる。(写真右二番目)

この敷地からでは、海は遙か遠くにわずかに見えるだけである。(写真左二番目:わずかに海面が見える)灯光部から見る景観は随分異なるのであろうが、残念ながらそれを知ることはSamekado4出来ない。しかたなく高いところを探したが、灯台の立つ地点を境に海とは反対側も少し下っているため、せっかく登った木の上からでも景観は変わらなかった。その代わり随分 汗をかいた・・・。

疲れて、汗を拭きながら草の上に座り込んで灯台を見上げると、不思議と満たされた気持ちになった。(写真右下)八戸港への入出港船舶にとってシンボルとなっている、と案内板にも記されていたが、その姿はどことなく安心を与えてくれるのだろうか・・・などと無駄な苦労をした自分を慰めつつ、次の目的地に向かって準備を始めた。

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