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2007年9月25日 (火)

三津港島堤灯台(京都府)

BotantoudaiMitsukou03私が灯台巡りで目的としている灯台は、基本的には自然の中に立つ灯台であ る。港の堤防や海岸線の防波堤などに建てられた灯台などは、原則として目的地から外しているし、このブログでも紹介していない。今回紹介する京都府の三津港(写真右上)や間人港の 灯台は、堤防に立っているようにも見えるのだが、実際には自然の岩の上に建てられており、今回紹介することにした。灯台の役割や姿から言えば、堤防に立っていようが、自然の埼に立っていようが同じなので、区別することは、真に灯台を愛する人からお叱りを受けるかも知れない。しかし私が灯台を追い求めるきっかけとなった自然の中で人の香りがすると言った意味合いからは少し離れるため、自分ではそう決めているのだ。

Mitsukou14 三津港は、京都丹後地方でも兵庫県に近い。兵庫県の日本海側に立つ灯台を05年の夏に巡ったが、その時の雰囲気にこの周囲はよく似ている。三津港は埼を海に沿って巡る道沿いに見える小さな入り江にある。港の奥はほぼ全体が、そのまま船を陸地に牽引して引き上げる斜面となっている。海に向かって左手は自然の埼がそのまま岩場となってつながっており、その岩場の先端に灯台が立っている。(写真左上)

一度港の左手の埼の上に登る形となり、そこからは港の全景も見えMitsukou08、正面には灯台に続く階段が延びていた。(写真右中)灯台の立つ岩場では港の方の入り江に向かって釣りをしているおじさんがいた。港の入り口を隔てて対岸の人工の堤防でも釣りをしている人がいたが、数は少ない。後で訪ねた間人港周囲には、もっとたくさんの釣り人がいた。小さな入り江の港とは言え、この灯台の向こう側はそのまま日本海であり、この日は少し天気も悪く、波も荒く、うねりの間にも白い色が見える。灯台に近づくと、しっかりと岩場に固定されて建てられており、荒れた天気の中でも、港の入り口を守っている姿をすぐに思い描くことができた。

Mitsukou16 車は灯台とは反対側の人工の堤防側の埼の中腹にある道沿いに置いたのだが、そこからでも灯台の姿は近くに見ることが出来た。(写真左下)車に乗り込む前に、もう一度ゆっくりと灯台に目を向けてみた。岩で砕ける波が、曇った空の下でも白く輝くようにしぶきを上げている姿は、自然の中で人の香りを感じる灯台の一つの情景に似合っていると感じながら、最近出会っていなかった赤い姿の灯台を、波の数を数えるようにしながら見つめていた。

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