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2007年12月17日 (月)

白浜港灯台(千葉県)

Botantoudai 千葉県の南房総の灯台5基を巡った一日で、最後に訪ねたのが今回紹介する白浜港灯台である。白浜港から少し離れた比較的平らな岩場に立てられている。天気が良い日で波も穏やかに見えたが、打ち寄せる波しぶきには迫力があり、帰りの時間を気にしながらも、しばらくの間、地元三重には少ない平坦な岩場に立つShirahamakou2灯台と、そこに押し寄せる波しぶきを楽しんだ(写真右上)。

  この日は、早朝に東京から特急電車で館山に着き、レンタカーを借りて南房総を西から東に向かい、当初は鴨川あたりまで行く予定であったが、少し途中の灯台でゆっくりと過ごしすぎて、ここ白浜港Shirahamakou1灯台を最後にして、館山に戻り帰路についた。はじめにも書いたが、地元三重県には平坦な岩場に立つ灯台は珍しい。その多くはリアス式海岸特有の岬や埼の山中にあり、容易に訪ねることができない。その点今回巡った南房総の灯台は、遠くから視界に入り迷うこともなく、すぐ近くまで車で近づける。そのために時間に余裕を持ちすぎてしまった感がある。不思議な物で、実際には灯台に接していなくても、山中に立つ灯台を目指して半時間、時に一時間以上費やす時間があったとしても、それは私の場合、灯台で過ごした時間に組み込まれているのである。だから今回の様に、すぐにたどり着いてしまうと、何処か物足らない気がして長居をしてしまうのかも知れない。

白浜港灯台は、外見的には特に特徴はない。よく見る形の灯台であり、被写体としても特Shirahamakou4 別な物はないと言える。しかし、三重県には少ない平坦な岩場に立っていることが私には特別であった。普通に立った目線から、灯台の全貌が見え、更に足元から続く岩場も見え、更には海面、そして水平線まで見えるのである。もし、荒れ狂った天気の中であれば、海面の起伏や砕け散る波しぶき、そしてそこに立つ灯台が同じ高さで見えるわけであり、やはり私にとっては特別な灯台と言わざるをえないものが、ここ白浜港灯台にはあった。

Tateyamaeki1 それにしても訪ねた時期も良かったのであろうが、南房総は気持ちよかった。駅から少し離れたところにあるレンタカー店へ車を返却して、館山駅まで営業所の女性が送ってくれたのであるが、そう感じた事を伝えると、『次回は是非春にも来て下さい』と言った。確かに菜の花咲く、春の房総半島の写真や観光案内を見ることは多い。『それでは、次回は是非春に来ますね』と返事をして、降ろしてもらった館山駅から東京行きの特急列車に乗り込んだ。

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