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2008年3月25日 (火)

日浦岬灯台(北海道)

Botantoudai 北海道の灯台を記事にするのは初めてである。と書くより北海道の灯台をよう やく訪ねることが出来た、と書くべきかもしれない。北海道を訪ねた事は何度かあったが、灯台を巡る趣味を持たない頃の訪Hiuramisaki1問であり、今思えば悔やまれる。特に5年ほど前の釧路、知床、旭川と巡った旅で、一カ所も灯台に立ち寄っていないことは、今考えると残念としか言えない。勿論、あきらめる気は全くなく、必ずいつの日か訪ねるつもりでいる。今回の記事は、その一つであり、始まりである。

前置きが長くなった。函館へ行くことが決まり、当初は時間の都合で葛登支岬灯台のみ訪ねる予定であった。しかし当日少し時間ができたため、汐首岬灯台と今回紹介する日浦岬灯台(写真右上)まで足を伸ばすことができた。昨年北海道の灯台を巡られた山口のS氏から、『北海Hiuramisaki2道の灯台は距離はあるけど、道沿いが多いので、その意味では楽だ』と聞かされていた が、ここ日浦岬灯台も同じであった。とは言うものの、奇岩の山の向こう側に立つ灯台への道には、途中崖が崩れて危険な箇所もあった(写真左上)。

昨年夏に青森県の灯台を巡ったことで、津軽海峡を挟んで青森県側の津軽半島と下北 半島、そして北海道側の松前半島と亀田半島の位置関係がようやく頭に入った(地図右Wayhiuramisaki1中:gooより)。ここ日浦岬に立つ灯台の位置からは、正面に青森県の尻屋埼があるはずである。と言っても汐首岬から本州最北端の地である大間が、かろうじて確認できるこの日、対岸に陸地の景色はなかった。

日浦岬は、函館から278号線を東に、汐首岬を通り、恵山に向けて走る途中の日浦町にある。北海道の地名はアイヌ語に当てられた漢字が多いため難しいと感じるのは私だけではないだろう。また漢字からその地の由来を連想することは意味がない場合が多い。そう言えば若かりし頃、『女満別』の読み方もだが、その由Hiuramisaki4 来を考えて悩んだ事がある。ここ日浦岬は悩まずに読めたが、由来については考えないことにした。

278号線から日浦町の港へ曲がると、すぐに灯台が正面に見える。しかし港に近づくと地質学的に何と呼ぶのかわからないが、縦にブロックが積み重なった様な岩肌の山に隠れて見えなくなる(写真左下)。灯台の両側後方には同じ様Hiuramisaki3な岩が連なり、その後方に作られたこの日浦港を、津軽海峡の波風からしっかりと守っている。灯台へ続く道は、灯台の後方左手からつながっており、右手は岩肌で海は見えない。左手、つまり東側には背の低い同様の岩が広がり、津軽海峡の波を受けていた(写真右下)。正面左に亀田半島 の最東端である恵山岬が見えた。地理的に見れば、このずっと向こう側に襟裳岬があるはずである。今回ようやく初めて北海道の灯台を巡ることが出来たばかりであるが、既に次回は襟裳岬を目指したいと考えている自分だった。

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コメント

こんにちは

北海道を旅行中されたんですね。

灯台をたずねての旅って
すてきですね。

投稿: アイフルホームさん | 2008年3月30日 (日) 17時16分

コメントありがとうございます。
灯台を巡り初めて数年経ちますが、
ようやく北海道の灯台を旅できました。

投稿: ヒデ先生 | 2008年3月30日 (日) 23時11分

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