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2008年4月 6日 (日)

高浜城山灯台(福井県)

Botantoudai 高浜は、福井県でも西寄りで京都に近い。若狭高浜港島堤灯台の記事に続いて、今回は高浜城山灯台(写真右上)を記事にすることにした。 実はこの城山灯台の後にもう少し高浜から東に位置する大島半島の東南端、赤礁埼灯台(あかぐりさき)にも立ち寄ったのであるが、帰宅後に写Takahamashiroyama04真のRAWデータを消去してしまうと言う失態を冒してしまい、放心状態でこの高浜城山灯台の写真を整理した。

3つ前の記事にも書いたが、私の住む三重県から向かう場合、琵琶湖の東を通るか西を通るか迷うところである。実は先頃第二名神高速道路が、開通して自宅近くから滋賀県大津までつながり、時間的には圧倒的に西から廻った方が早くなった。にもかかわらず東を通った理由は、単に昨年末に田烏明神鼻灯台(08年1月7日記事)を訪ねた時に、三方五湖の近くの梅が有名な事を知り、もう一度通りたいと思ったからである。不思議と以前心に思ったことを実行できると満足感を覚える。この日も車窓からではあったが、梅を見ながら満たされたドライブを楽しんだ。

Takahamashiroyama03_2若狭高浜港島堤灯台から海岸線を、日本海の景色を楽しみながら東に向かって歩くと、右手斜面に灯台の姿が見えてくる。斜面を登ると、松の木に囲まれるように細長い灯台が立ち、横には案内板もあった。斜面で松の木に囲まれスペースが狭いため、思い切って広角にして何とか海を背景に画面に納めたが、残念ながらお気に入りの写真とはならなかった(写真左上)。

城山灯台は、高浜港島堤灯台と同じ埼の東側に立っている。灯台の立つ埼から城山公園へ戻ると、東側に は景勝地である明鏡洞のある埼に続く(地図左下:MAP fanより)。この日のんびりと見学する時間はなかったが、城山公園周囲からの景色だけでも岩の形や洞窟など見応えがある。また城山公園内には、桜の木がたくさんあり、私が訪ねた3月初Waytakahamashiroyama2旬、既に蕾もふくらみ始め、開花してあたりが花霞む光景が想像できた。そしてその後緑の季節へと変わって行く景観までも思い描き、そんな季節にもう一度訪ねたいと感じた。

灯台を巡る中で、いくつかの灯台で『また来たい』と思うことがある。当初それは灯台をカメラに納める上での条件に基づくものが多かったのだTakahamashiroyama01が、最近は周囲の景観や異なった風情を味わうためにそう感じることが増えた気がする。まだ訪ねていない灯台への憧れは勿論強いのであるが、リピートすることで新たなものを味う楽しみを知ったのかもしれない。データを消去してしまった赤礁灯台への再度の訪問も念頭に、高浜城山灯台の記事をまとめてみた。

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