私のお気に入りの灯台vol.2
ゴールデンウイーク真っ直中。と言っても暦通りの休日の者には、あまり実感はわかない。先週県内の灯台を一箇所訪ねたが、この連休中に新たな灯台を巡る予定もなく、今回は私のお気に入りの灯台の2回目を記事にすることにした。私のお気に入りの灯台vol.1はこちら ↓ http://toodai.cocolog-nifty.com/toodai/2007/12/1_9e68.html
今回も5基の灯台を選んだが、単に自分が訪ねてお気に入りと言うだけの理由で選んでおり、深い意図は何もないことを付け加えておきたい。
・館山港沖島灯台(千葉県):2007年の秋晴れの日に訪ね、出会った人たち との思い出や心地よい旅程だったこともお気に入りとなった。しかし何よりも沖島へ渡る砂浜で感動したことは大きな要因 である。白い砂浜が両側に海を見ながら沖島までつながっていると言う南国のリゾートを連想するような景観、
そして見事なまでに晴れ渡った青空、灯台横に広がる浜辺で遊ぶ家族の姿、それら全てに感動し、私を癒してくれた。
http://toodai.cocolog-nifty.com/toodai/2007/10/post_17a6.html
・立石岬灯台(福井県):今でこそ、灯台巡りのリピートは目的に応じて行うが、ここ立石岬 灯台は、ただ『もう一度行きたい』とだけ思って初めて二度目の訪問をした灯台である。背の低いケーキのようなデザインの灯台が岬の上にチョコンと建てられており、周囲は整備されているとは言えないが、どこかのんびり出来るスペースが確保されている。確か二度目の訪問以後、集中豪雨があって、整備のため立ち入り禁止になっていたが、変わっているのなら3度目の訪問をしたいと思っている。
http://toodai.cocolog-nifty.com/toodai/2006/04/post_ca18.html
・浜島港灯台(三重県):地元の灯台を選ぶとき、『どうして、大王埼や安乗埼を?』と言う 声が聞こえてきそうだが、単にまだ両者とも決定的な訪問をしていないからである。この矢取島に立つ浜島港灯台へは初冬のある
日、矢取島の由来となった伝説を感じながら訪ねることができた。空が茜色と青空のグラデュエーションを見せ、沈む夕日で徐々にシルエットとして島が暗闇に消えていく中点灯された、けっして強力ではない灯台の明かりから、大げさかもしれないが時空を越えたロマンの様なものを感じたのは確かである。
http://toodai.cocolog-nifty.com/toodai/2007/12/post_2a89.html
・加佐岬灯台(石川県):日本海を訪ねるときは、夕日を狙って行くことが多い。しかし、なかなか狙ったような夕焼けに出会えないことが多い。ここ加佐岬を訪ねたときも夕日を狙い、そして夕焼けの灯台写真を撮ったのだが、構図などたくさんの不満が残った。にも関わらずお気に入りとしたのは、灯台を含め周囲の雰囲気が素晴らしいのである。観光地ともなっておらず、人も少なく静かな中景観を楽しめる。東尋坊
とまで行かないが岸壁も楽しめ、岩場を散策することもできる。初秋の時期に日没後の投光する姿を目的に再訪問したこともあるが、次回はもっとお気に入りの写真を撮りたいものである。
http://toodai.cocolog-nifty.com/toodai/2006/06/post_c7f9.html
・室戸岬灯台(高知県):室戸岬灯台をお気に入りに挙げる人は多いであろう。私も十分 にお気に入りなのだが、実は室戸岬灯台の初めての出会いは中途半端だった。寝坊のために日の出に間に合わなかったのである。それでもお気に入りに入れたのは、夜が明けて太陽が水平線からかなり上になった時間でも、その圧倒的な存在に十分感動したからである。だからこそ夜明けの灯台を絶対に訪問したいと思い、室戸岬灯台への憧れが更に強まり、お気に入りに既に入っているのかもしれない。
http://toodai.cocolog-nifty.com/toodai/2007/03/post_ac5d.html
今回5基の灯台をvol.2として選んだ。vol.1とあわせて10基選んだが、選ぶ基準は、灯台を訪ねたときの自分の感動であり、その意味では選ばれなかった灯台こそ、新たな感動を求めて再訪問したくなるかもしれない・・・と思った。
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