« 瀬底島灯台(沖縄) | トップページ | 高墓埼灯台(沖縄) »

2008年6月23日 (月)

深谷水道南標識灯(三重県)

Botantoudai 今回は深谷水道の標識灯(写真右上)の記事である。08年1月に記事にした磯 Fukayasuidou2津港南堤防灯台でも触れたが、このブログでは、原則として土の上に立つ灯台を紹介している。しかし今回紹介する標識灯は堤防の上に立っていたのだが、 少し思い出があり記事にすることにした。

深谷水道は、志摩半島の英虞(あご)湾と熊野灘を結ぶ狭い水道である(地図左上:国土地理院より)。確かにこの水道が無ければ、英虞湾から熊野灘Fukayasuidou3に出るためには御座岬を回って出なければならない(地図右中:MAPファンより)。とは言うものの、実際水道は狭く、小さな船くらいしか通れそうにない。事実私が滞在していた1時間の間に一艘の船も見ることはなく、ここを利用されているかどうかも確認できなかった。

御座岬へつながる道は、ここ数年改修され、良い道が延びて随分時間が短縮された。深谷水道はこの道の途中、麦埼へ向かう分岐の手前にある。岬Fukayasuidou4_2の方から帰るときには、一瞬だが標識灯の姿も確認できる。しかし標識灯に行くためには、車を道沿いに止めて、小さな山を越えなければならない。この日ちょうど自分がそこに向かうとき、自転車でやって来た老人と一緒に坂を登る形になった。老人は山の上にある小さな畑にやって来たのであるが、カメラを持った私に興味を持ったのか、話しかけてこられた。灯台や標識灯の写真を撮りに来た人Mugisaki1に、前にも会ったと言う内容の会話だった。そのまま灯台の話につながり、近くの麦埼灯台や御座岬灯台、そして大王埼灯台の話題になった。大王埼は有名であるとしても、御座岬や麦埼灯台を訪ねる人も案外多いのだと言う内容の話に納得した。私自身、麦埼は二度訪ねており、確か昨年夏にも訪ねている(写真左下)。

少し肌寒さを感じた晩秋のこの日、老人と話す間に夕暮れ時が近づいたが、雲が多く夕Fukayasuidou1陽にはお目にかかれそうになかった。この日は、老人の話にも出ていた御座岬灯台へ、二度目の訪問をするつもりであったが、どうやら御座岬でも夕焼けは期待できそうになか った(07.11の御座岬灯台のブログ参照)。それでも予定通り日没は御座岬で迎えるために、深谷水道標識灯を後にすることにしたのだが、ススキが風で揺れ、雲間からわずかに青空が見える夕暮れ時の標識灯は、灯台を巡っている私には、日常の光景ではない特別なものに感じた(写真右下)。

|

« 瀬底島灯台(沖縄) | トップページ | 高墓埼灯台(沖縄) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 瀬底島灯台(沖縄) | トップページ | 高墓埼灯台(沖縄) »