« 赤穂御崎灯台(兵庫県) | トップページ | 天神埼丸山灯台(和歌山県) »

2008年7月24日 (木)

辺戸岬灯台(沖縄)

Botantoudai 2008年5月末に沖縄への職員旅行の自由時間を利用して巡った灯台7基の内、既に4基を紹介した。5基目として紹介するのは、私が沖縄のHedomisaki2灯台巡りの中で最も訪れたかった灯台であり、そして最も感動した辺戸岬灯台(写真右上)である。

辺戸岬は、沖縄本島の最北端である(左上地図参照:MapFanより)。最北端と言う肩書きが付いているだけでも、灯台巡りをする私には魅力的なのだが、南の灯台に比べるとあまり観光地化されていないことは、自然の中にたたずむ灯台を追いかけている私には更に魅力的であった。実際に辺戸岬を訪ね、その後東側の海岸沿いを走り始めると、那覇市や名護市周辺とは異なった沖縄の自然を味わうことが出来た気がする。

Hedomisakichizu1_2辺戸岬を目指し北上を続け奥間ビーチ辺りを過ぎると、私の勝手な印象なのだが、観光地と表現する景観ではなく、自然のままと言いいたくなる景観が続く。観光客と言うより趣味を楽しむ様に感じられる人の姿が多く見られた気がする。辺戸岬灯台は、正確には辺土岬から少し離れた西側の場所に立っている(地図右中:国土地理院より)。道路上に灯台の案内表示などはなく、訪ねるには地図と勘が頼りになる。しかし灯台の立つポイントを過ぎてしまったとしても、道はUターンする形で徐々に南向きに方向を変えるため、多少通りHedomisakichizu2_2過ぎたとしても気がつくはずである。幸い私は、通り過ぎることもなく灯台に続く細い道を見つけ、その道を少し入った空き地に車を停めた。もちろんその時は、灯台に通じる道かどうかわからず、サトウキビ畑でお仕事をされている男性に尋ねて、この道で間違いないことを知った。そう言えば、数時間前に古宇利島でも同じようにサトウキビ畑で働く男性に灯台を尋ねたのだが、数日前の事のように感じた。

Hedomisaki1北上を続け走っている間に、雲が減って青空の割合が増えていたことは感じていたが、車を降りて灯台を目指して歩き始めると、眩しく暑い日差しに少し驚き、周囲の緑が夏の日差しに照らされているように見えた(写真左中)。最も訪ねたかった最北端の辺戸岬灯台まで足を伸ばした私へのご褒美なのだろうか。勝手にそう思うと同時に、気分が夏色に変わって行く自分に気づいた。

灯台は、よく見るタイプの灯台である。周囲には高さ120cmほどのブロック塀が囲ってある。先端にある避雷針を支えるために3方向に金属製のロープがつながっているのだが、その内2本は、灯台の建物につながり固定されており、避雷針の役Hedomisaki4割をしないのでは?と心配してしまった(写真右下)。昭和36年7月初灯であり、沖縄の灯台の中では古いのだが、再塗装されてきれいな白色を輝かせている。灯台の正面を除いて、側面や背面(海側)は草木が茂っていて入り込めない。それならば、と迷わず塀に登って、幅10cmほどの塀の上を歩いて、灯台をぐるっと一周してみた。すっかり夏色の気分になった私は、青空が広がり藍色に見える海を背景に、灯台の姿をいろんな角度から塀の上で眺めた。塀の高さが絶妙に良い。しっかりと海を背景に灯台をカメラに納めることが出来て、一番のお気に入りとなった(写真左下)。

しばらくはグルグルと塀の上を回って景色を楽しんだが、時間に限りがある今回の灯台巡りのため、夏色気分も終わりにして辺戸岬を後にすることにした。その後東側を南下して安田にある瀬嵩埼灯台を訪ねたのだHedomisaki3が、残念ながら時間の関係で、そこから一度西側に抜けて南下し、名護市内を東に走って安部埼にある高墓灯台を訪ねたため、安田から安部埼までの、福上湖方面は通過できず味わうことができなかった。もっと沖縄の自然に触れる機会を逃したことは残念であったが、気分を夏色にさせてくれた青空と辺戸岬灯台に感謝することにした。

|

« 赤穂御崎灯台(兵庫県) | トップページ | 天神埼丸山灯台(和歌山県) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 赤穂御崎灯台(兵庫県) | トップページ | 天神埼丸山灯台(和歌山県) »