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2008年8月22日 (金)

番所の埼・四双島灯台(和歌山県)

Botantoudai 南紀白浜にある番所の埼と言う地名より、円月島と言う名前の方が有名だと思う。今回は、その円月島がある白浜温泉街から北西に延びる番所の埼に立つ灯台と、少し離れた四双島の灯台を紹介するが、夜明け前の円月島は見応えBansyosakiengetujima1 があり、思わずカメラを向けて撮った円月島の写真も紹介させていただくことにした(写真右上)。円月島の左上に満月が写せたのだが、満月は全くの偶然である。

白浜温泉街から少し離れた所で宿泊した私は、午前4時過ぎに起きて番所の埼に向かった。途中白浜の海水浴場を通った時には驚いてしまった。まだ5時前のうす暗い浜には、既に相当数の海水浴客がおり、パラソルなども立ち、いわゆる場所取りをされているのであBansyosakichizu5 る。海岸近くの駐車場や道路は、十分に混んでいて、水着姿の人が道路を横切ったりしている。私は、何か早朝のイベントがあるのかと勘違いしてしまった。そこを通過すると人や車の数は減ったのだが、それでも私にとっては普通の光景ではなかった。

番所の埼の灯台は京都大学の水族館や植物園と言った施設から更に埼の先端に立つ。(地図参照左上:国土地理院より)当初灯台まで簡単に行けると思って、車を円月島が正Bansyosaki1面に見える路肩に止めて、何枚か円月島の写真を撮ってから徒歩で向かったのであるが、海岸から上れる場所はなかった。地図には載っていないが、水族館からまだ埼の先端に植物園があり、ここを通れば埼に登ることが可能かもしれない。しかし残念ながら、まだ時間外で植物園の中に入ることができず、結局埼に登る道が見つからず、灯台にBansyosaki4_2は近づくことはできなかった。 元より四双島に渡ることはあきらめていたが、円月島が正面に見える場所まで戻り、望遠レンズで四双島の灯台同様、番所の埼灯台も撮影することになった。

徐々に明るさが増してくる中、急いでカメラを三脚に固定し何枚かの写真を撮った。まだ灯台が点灯しており、その存在は私には嬉しかった(写真右中)。しかし四双島は番所の埼灯台よりも倍の距離にあり、なんとかその姿を写せた時には、かなり周囲は明るくなっていた(写真左中・左下)。ファインダーを通して島に渡っている人を見つけて少し驚いた。明るくなると番所の埼灯台も少し趣を変えて見えた。Bansyosaki2朝日が海の反対側から顔を出し、埼の高い部分から照らすため、灯台が輝い て見えたのだ(写真右下)。

夜も明けて月の姿も見えにくくなった頃、私は引き上げる準備を始めたのであるが、その頃から何組かの家族連れやカップルが、同じように島の写真を撮るために路肩に車を止めてやって来た。蒸し暑 さを感じ、今日一日の暑さを予感させる日差しが降り注ぎ始めている。私は、少しだけ早く着Bansyosaki3いたおかげで満月を背景に円月島を撮影できたことが、子供のようだが少しだけ誇らしく感じた。しかし帰り道で再び白浜の海岸沿いを走ると、私よりもっと早くに海岸で過ごしていた人たちがこんなにもたくさんいたことを思い出し、目的こそ違うが、何かを成し遂げるための大変さを苦笑と共に感じていた。

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