« 安房埼灯台(神奈川県) | トップページ | 磯埼灯台(茨城県) »

2008年12月11日 (木)

大津岬灯台(茨城県)

Botantoudai 2008年の夏に巡った福島県から千葉県鴨川までの灯台の中で、ある意味一番印Ootsumisaki2 象が薄いのが、今回紹介する大津岬灯台(写真右上)である。もちろんその理由は、私個人の理由である。既に紹介した小良ケ浜灯台では豪雨、番所灯台では不似合いなカップル、日立灯台では竜巻・・・と言ったように、印象深くなる何かがあったのに対して、ここ大津岬灯台では何事もなく、平穏無事に巡ることができたからである。

Ootsumisaki5chizu  大津岬灯台は、いわき市から海岸線を南下し、北茨城に入った五浦(いづら)岬公園に隣接して立っている。雨上がりと言うこともあるだろうが人気の少ない静かな場所であった。道沿いに灯台に入る短い坂道があり、灯台が正面に見える(地図左上)。数台の駐車場があるが、その右手奥には民家がある(写真右中)。そこの飼い犬と思われる犬が愛想良く近寄ってきてくれた。

いつものように海を背景に撮影できないかと歩き回ったが、灯台より高い場所もなく、周りのOotsumisaki4_2 木に遮られていた。海は勿論見えるのであるが(写真左下)、灯台を写真に入れることは叶わなかった。海も小良ケ浜灯台で見たような海ではなく、少し穏やかになり、天候が回復しつつある事を感じさせた。とは言うものの、空にはまだ厚い雲がかかり、徐々に風が強くなってきていた。この後日立灯台を目指し移動している時に、竜巻という言葉もラジオから聞こえ、実際日立 灯台では突風に悩まされたのであるが、この時ここ大津岬にいる時には、周囲Ootsumisaki1の雰囲気や人気のなさからむしろ雨上がりの静寂を感じていた。

しばらく周囲から眺め、その後灯台に近づくと、灯台のプレートが気になった(写真右下)。昭和35年初灯なのだが、「大津岬灯台」と燈台ではなく、灯台と記してあった。 しかも代理石板に名前が刻まれており、珍しく感じた。この時だけ何気なく考えただけであるが、灯台のネームプレートとしては、金属製のプレートで文字がエンボス状に浮き出た形が一番多いような気がする。大理石板に刻まれた物はすぐには浮かばず、珍しく感じたのである。Ootsumisaki3

印象が薄いと書いたが、確かに静寂の中、更に曇った夕暮れ時で鮮明に刻まれる物や出来事がなく、私にはそう感じたのかも知れない。それだけに、ゆっくり灯台を見上げたときに物静かな落ち着いた灯台として私の中には記憶された気がする。

|

« 安房埼灯台(神奈川県) | トップページ | 磯埼灯台(茨城県) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 安房埼灯台(神奈川県) | トップページ | 磯埼灯台(茨城県) »