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2009年3月15日 (日)

犬吠埼灯台(千葉県)

Botantoudai少し前のブログが、犬吠埼灯台を紹介するつもりで準備を進めている間に、いつしInubousaki1長崎鼻一ノ島照射灯の紹介に変わってしまった。そこで今回は迷わずに犬吠埼 灯台をまとめることにした。とは言っても、明治7年にプラントンによって建てられた灯台としてだけでなく、その姿や立地条件なども重なり観光地としてもあまりに有名である犬吠埼灯台(写真右上)。今更語る必要などないのかもしれない(だから前回避けたのかも・・・)。

個人的な話であるが、私は銚子と言う地名から高校野球を連想する。間違いなく私の記憶に高校野球で活躍した『銚子』と言う地名が残っているからである。2008年夏に福島・茨城と海岸線に沿って南下しながら灯台巡りを続けている私が、ブルーの道路標識に白地で『銚子』と言う文字を見つけたこの日、北京オリンピックで星野ジャパンが韓国との大事な一戦を迎えるまさにその日だっInubousakichizu6た。ラジオからは、どの局も関連した話題を 報じており、私の気分は午後の一戦に向けて高鳴っていた。そんな状況で、犬吠埼灯台に到着したのである。

前日までの雨雲も消え、夏空が戻っているが風が強く、暑さはあまり感じない。平日と言うこともあり灯台周辺は混んではいなかったが、私はInubousaki3正面の土産屋さんが並ぶ駐車場には入らず、少し離れたところに車を止めて、北側の海岸(地図左上:国土地理院より)からカメラを構えつつ灯台に近づくことにした(写真右中)。家族連れや年輩の女性のグ ループ、そして若いカップルが海岸や灯台下の歩道で楽しんでいる。改めて海岸線から海に突き出た岬、そ してその上にそびえる白亜の勇壮な灯台を眺めると、誰もが灯台として思い描く姿なのだと 感じた。

Inubousaki2岬の階段を登り、先に灯台周囲を散策する道に入って周囲から灯台を見上げながら回った。海の色が昨日までの雨のためか、藍色ではなく緑がかって少し残念だが、青空は雲は多いが抜けるようで気持ちよかった(写真左中)。

灯台敷地内に入ると、正面駐車場から灯台を訪ねる人も加わり、かなりの人で賑わってい た。犬吠埼だけでなく登れる灯台は人気がある。いや観光地として人気があるからこそ開放しているのだろう。灯台や資料館周辺以外に人の姿は少なく、のんびりと各施設や設置品を見ながら敷地内を巡り、いろんな角度から灯台の写真を撮った。照射Inubousaki4_2灯の扉が半分くらい閉まっていたのは残念ではあったが、それでも勇壮な姿を十分に味わえる(写真右下)。灯台を正面にして待つこと10分くらいで、周辺に人がいない写真も撮ることができた(写真右上)。その後灯台に登り、長崎鼻方面など景色も楽しんだ。

2時間ほど灯台にいたのだが、次の予定もあり、また北京の野球も気になり始めて車に戻ることにInubousaki5した。土産屋さんの並ぶ正面駐車場の通りを歩きながら振り返ると、やはりそこにも勇壮な姿の灯台が織り成す景色が広がっている。正面からこの景色を見てやって来れば、まずは灯台に登ってみたくもなるはずである(写真左下)。

車に戻ってラジオの野球中継を聞きながら飯岡灯台、太東崎灯台方面へと車を進めたのであるが、試合結果は皆さんご存知の通りであった。灯台を巡る足取りにも若干の影響があったような記憶がある。明日早朝にWBC対キューバ戦をひかえた今日、日本の勝利を願いながらブログをまとめた。

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コメント

はじめまして、こんにちは
犬吠埼灯台の写真が素晴らしいのですが
自治会の広報誌で犬吠埼灯のバス旅行記に
使用させていただくことは可能でしょうか。
部数は400部程度です。

大変恐縮ではございますが、
よろしくお願いいたします。

投稿: 大島 康二郎 | 2013年7月 6日 (土) 23時15分

大島様 気に入って頂けて、光栄です。写真はご自由にお使い下さい。可能なら、ブログサイトのみ掲載をお願いします。

投稿: hide | 2013年7月 7日 (日) 19時42分

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