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2009年4月17日 (金)

女子鼻灯台(愛媛県)

Botantoudai愛媛県から佐田岬、そして豊後水道を隔てた大分県関崎に向けて細長く東西に延 Mekkohana2びる佐田岬半島での移動は、197号線が中心となる。ほぼ全線に渡り半島の真ん中、山の上を走るのだが、整備された綺麗な道で快適である。更に晴れた日には景観も良く、本当に気持ち良いドライブとなる。私が訪ねた時、春霞みはあるものの見事な晴天で、車を進めるに従って北側に伊予灘、南側に宇和海が広がる景色が楽しめた。今回紹介する女子鼻(めっこはな)灯台(写真右上)は、佐田岬半島の付け根部分に近い豊之浦の南(地図左上)にある。

Mekkohanachizu1 佐田岬から戻る途中に、この女子鼻灯台を目指した。当初地図を見たときは西側から向かうつもりであったが、197号線から外れると、ナビが指すままに東側の道を進んだ。しかし道はかなり細く、もし対向車とすれ違うとなるMekkohana3とかなり大変そうである。幸いこの時は一台もすれ違うことがなかったが、路肩に停めてある 軽トラック脇を通り抜けるときはかなり緊張であった。女子鼻遊歩道への入り口(写真右中:草に囲まれた遊歩道入り口)近くだけ少し道が広くなっており、そこに車を止め、カメラリュックを背負い遊歩道に入った。地道で、かなりのアップダウンではあるが、階段などが設けられているMekkohana4(写真左中:鼻の先端向かっての全景。山中を抜ける形で遊歩道は続く)。特に最後の登りは結構きつく、灯台が見えたときには、息が荒くなり、しっかりと汗をかいていた。

灯台の敷地内は綺麗で、灯台の前の階段に腰を下ろして、ゆっくり飲み物を飲みながら、まずは汗を乾かした。まだこの季節、蚊が集まってくることはなかった。灯台の後方に少し盛り上がった場所があり、そこに登って灯台を見ると、南に広がる宇和海を背景に写 真を撮ることができた(写真右下)。振り返って、北の方に目を移すと、今歩いてきた鼻に続くMekkohana5山が続いているのがわかる(写真左下)。事前にネットで女子鼻灯台を調べたときに、灯台の上からこの景色を紹介されているサイトがあった。この灯台で、公開と言うことはないだろうから、きっと職員の方なのだろう。少し低い位置からだが、同じ景色を眺め、改めて女子鼻にたどり着けた実感を持った。

Mekkohana6 明治時代には、この周囲に女子製錬所があり、その煙害などが問題となったそうであるが、のどかなこの景色を見ている限り煙害などと言う言葉は全く想像が付かない。確かに遊歩道の途中に煉瓦で出来た野釜の跡があったが、明治時代に日露戦争へ向けてこの周辺が、まるで白黒写真で見るような精錬を行っていた様を思い描くことすら出来なかった。

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