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2009年5月24日 (日)

猿山岬灯台(石川県)

Botantoudai能登半島の輪島市南西に位置する門前町周辺は、嶮しい山々に囲まれ、猿山Saruyamamisakichizu6岬は、秘境の地とも言われていたそうである。燈光会の案内板によれば灯台を 建てる資材は海路で運ばれたとあった。今は少し嶮しい道ではあるが、灯台に続く歩道の入り口まで舗装路が整備されつながっている。私が訪ねた日は、休日で能登半島の観光地はどこも混雑していたのだが、猿山岬ではバイクの2人に出会っただけであった。空いていて嬉しい反面、訪ねた1人としては、自然豊かな見応えのある景色だけにもったいなくも感じた。

Saruyamamisaki1能登半島の西側を南から北上するように猿山岬を目指したのだが、地図(地図右上:MapFan)を見ながらも、猿山岬へのアプローチで悩んでしまった。詳細な地図を見ると、岬のある山全体を東側に回り込んで北に出て、そこから南西に向かう道が示されていて、結局その道に従って向かうことにした。ところが山間部のジグザグ道を走る間に、自分もそうであるが、少し旧型の車載ナビまでも迷ってしまい道無き山の上を表示し、どう進んでいるのかわからなくなっていた。幸いもう少し進んだところで猿山岬への標識を見つけて無事にたどり着くことができた。海岸線沿いから岬斜面を登るように続く道を進むと、車止めがしてある手前に駐車スペースがある。一台も車は止まっておらず、車止めギリギリの上のSaruyamamisaki3方に車を止めた。地図をもう一度確認して、次に向かう竜ヶ埼灯台をナビにセットしてか ら、カメラリュックを背負い向かうことにした。

雪割草の群生地と言う案内看板を見ながら歩道を進むと、霞んだ空と海を背景に、とにかく新緑が気持ちよい(写真左上)。マイナスイオンと美味しい空気を味わいながら灯台を目指した。『悟れじの水』と言う渓流の案内がある橋を渡ると、まもなく灯台であSaruyamamisaki5る。海に向かって灯台の右手側に出るのだが、そのまま私は、灯台後方の坂道に登ってみた。なぜなら灯台は海に向かって素晴らしい景観の中に立っており、出来る ことなら灯台の背後から海を背景に写真を撮りたかったからである。残念ながら灯台の後方は木々が覆って無理であった(写真右中)。あきらめてゆっくりと灯台の回りを歩きながらその姿や景観を楽しんだ。正面の敷地も広く、段々に海に向かって低くなっている。灯台左手にも敷地があり、灯台の横顔を見ながら海も少し見える。道から続く灯台右手からも海は見える(写真左中)が、こSaruyamamisaki2こからのアングル(写真右下)が一番のお気に入りとなった。

ここからもう少し岬の上へと登ると雪割草の群生地があるが、群生という言葉に少し抵抗 を感じた。太平洋側に住む私が身近に見る花ではないが、三角草と言う別名であり、雪割草と言う名の由来も知っている。願わくばそう言った状態で見たいものだと感じたからかもしれない。

Saruyamamisaki4 白い雲が青空を隠した天気であったが、猿山岬灯台の姿は私の心をつかんだ。また是非訪ねたいと思いつつ、次回訪ねるときは、秋が良いな・・・などと勝手に想像を膨らませ、同時に猿山と名から、以前秋に福井県の押回埼を訪ねて猿に遭遇した事を思い出してしまった。1時間ほど滞在して車に戻ることにしたが、途中で振り返ると、新緑の木々の間から灯台の姿が見える(写真左下)。紅葉の時期にはきっと素晴らしいに違いない。

 

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