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2009年5月12日 (火)

竜ヶ埼灯台(石川県)

Botantoudai能登半島と言えば、輪島の地名を思い浮かべる方が多いと思う。今回は、その輪Tatsugasaki6島市街の北西、天神山に立つ竜ヶ埼灯台(写真右上)を紹介する。私は、私が住む東海地方から金沢までは、ドライブを楽しむ距離として手頃と感じているのであるが、能登半島に入り輪島を目指すとなるとさすがに距離を感じる。この時は能登で宿も抑えてあり、のんびりと出かけることが出来た。

輪島と言えば、輪島塗などの漆芸が有名であるが、観光と言えば『朝市』ではないだろうか。以前勤務医時代に病院の職員旅行で能登半島に出かけたことがある。和倉温泉で宿泊し、前日の宴会の余韻が残る朝、早くから起こされ観光バスで朝市Tatsugasakichizu5_2に連れて行かれた。その時に目をこすり半分眠りながらバスに乗っていたが、道が混んでいたことだけは覚えていたため、今回訪ねるにあたり、道と時間帯には気を使うことにした。幸い滝ヶ埼灯台は、朝市が行われる輪島市内から輪島港を隔てて北西に立つため(地図左上:国土地理院より)、午前11時頃に西から訪れた私には、問題なく訪ねることができた。Tatsugasaki4

灯台の立つ天神山を挟み、輪島港と反対側の西海岸には砂浜もあり、海遊びの家族連れなどで賑わっていた。その海岸に沿って埼に向かうと右上方に広い駐車場があり、そこから灯台に続く階段がある(写真右中)。階段を登り埼の上に着くと、西側寄りに灯台が立ち、5月のこの時には白い花が斜面を覆っていた。灯台は昭和40年初灯と比較的新しいのだが少し汚れも目立ち古く見える。同じ能登半島にある能登小木港犬山灯台は同じ様な形をしていたが、塗装されていて新しく感じた。函館近くの汐首岬灯台にも似た形ではあるが、立地条件や周囲の雰囲気などはかなり異なっている。こうやって比較してみると、個々の灯台の個性が感じられた。

Tatsugasaki3埼の北側には、大大蛇と名が付く岩礁(写真左中)があり、灯台にはそこに向かっての照射灯も備わっている。後から取り付けたと言った感 じではなく、灯塔にはめ込まれている(写真右下)。大蛇に更に大と付いている名称であるが、埼の上から見るとそれほど大きいとは思えなかった。しかし後から地図(左上地図参照)を見て、輪島港に出入りする船舶にとって注意すべき岩礁であることを理解させられた。Tatsugasaki2

薄曇りだが、淡い太陽の光がさす5月の空の下、白い花に囲まれて灯台を眺めていると(写真左下)、ミツバチをはじめ、いろんな虫が私の周囲を飛び回っているいことに気がついた。風が吹くと少し肌寒くも感じる日であったが、これTatsugasaki1 から本格的に暖かくなるのだと感じ、ここに暮らす者であるかのように嬉しくなった。

ちなみに、お昼頃に灯台を後にしたのであるが、すっかり朝市の事を忘れ、東に向かうため何も考えず輪島市内に入ると、休日のこの日、まだまだ観光客は多く、周辺の道は混雑が続いていた。朝市は朝だけの風物詩ではなく、いつでも輪島の観光地であることを再認識させられた。

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コメント

はじめまして、石川県金沢に住んでる何でも撮るカメラマンです^^
昨日はちょっと写真家の吉村和敏さんの作風に触発されて禄剛埼灯台を撮ってきました。地元にいながら、私は大野灯台に福浦灯台ぐらいしか知りませんでした。禄剛埼灯台はあさはかな知識の私でも素敵な灯台だなと思いました。

投稿: K-ZONE | 2009年5月20日 (水) 19時41分

>k-zoneさん コメントありがとうございました。
能登半島には魅力的な灯台が多いですね。
禄剛埼灯台も魅力的ですね。
私的には、次の記事に取り上げる猿山岬灯台が
一番でしょうか?・・

投稿: hide | 2009年5月20日 (水) 22時40分

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