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2009年6月21日 (日)

もう一度初心に戻って

Botanomake今回は、まったくの私的な気持ちを整理するためにまとめたおまけ話なので、灯台に関する情報は含まれておりません。予めご承知下さい。

灯台、そしてその風景を求めて旅をするようになってから、5年ほど経った。思い返せば、始まりはたまたま地図で見つけた灯台までのドライブだった。それがいつの間にか、灯台の立つ風景を求め出かけるようになっている。仕事柄長期休暇は取れないが、それでも休日が続いたり、夏期休暇が取れる場合などは灯台巡りのために予定をたてる。どこの灯台へ行こうか?・・・と。

Simakatsuseaside1 私は、本音で言うと目的地だけ決めて、車で気ままに出かけたい派である。その時の気分で観光地に立ち寄ったり、珍しい地名と言うだけで遠回りをしてでも向かったり、気に入った浜があれば、そこでのんびりと過ごしたり、写真家気取りで最高のタイミングを待って日没の一枚を狙ったり・・・。そう言えば、兵庫県の香住を訪ねた時には、町そのものが気に入り、灯台を訪ねずに近くの海岸でひと泳ぎして、雷雨に見舞われるまで砂浜で寝転がっていた。地元三重県の島勝灯台近くでは、石の海岸が気に入って、一冊本を読み終えるまで浜で過ごした。夕日の写真が撮りたくなり、金沢の大野灯台への予定をキャンセルしたこともあった。

しかしいつの頃からか、一箇所でも多くの灯台を巡ろうとして、一日を有効に使うために綿密な下調べの上に予定をたてるようになった。巡った灯台の数が百基を越えてきた頃からそんな訪問が増えたような気がする。巡った灯台の数が増えるに従い、もっと多くの灯台を訪ねたいという欲が強くなり、当初灯台巡りを気ままに楽しんでいた頃より味気ない物になりつつあるのかもしれない。

私は、灯台のコレクターではない。灯台の立つ風景を訪ね、その景観を楽しみ、同時にそのMikawaokiyuuhi1 旅を楽しみたいのである。訪ねた灯台の名前や写真を並べたいのではなく、その風景を手に入れる過程を楽しみたいのである。『私の灯台巡り』は、灯台の情報整理のためではなく、灯台を目的地とした紀行文であり、回想録であり、気ままな随筆で有り続けたい。

巡った灯台の数を増やしたくなる欲求があることは間違いない。しかし、一番最初に味わった気持ちを大切にして、今後も灯台巡りを楽しんでいきたい。もう一度初心に戻って、気ままに灯台巡りを続けて行こうと思う。

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