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2009年6月17日 (水)

能登鞍埼灯台(石川県)

Botantoudai2007年3月に発生した能登半島沖地震は、能登方面に幾度か足を運んできた私にNotokurasaki4 も衝撃であった。しかし今回能登半島の灯台を巡る中、道路沿いの景色や建物をその目で見ても、傷跡はほとんど見られなかった。もちろん今でも苦労をなされている事も多く、心の傷が癒えない方もみえるのであろうが、観光客の1人である私には、能登の方々が力強く復旧に努力されて来られた様だけが感じ取られ、滞在中に地震のことを思い出すことはなかったと言える。そんな中、今回紹介する鞍埼灯台(写真右上)は、『もし今、地震が来たNotokurasakichizu7ら・・』と考えてしまうくらい、急な切り立った埼の上に立っていて、違う意味で地震を意識した場所でもあった。

能登鞍埼灯台は輪島市の北東、珠州市に入り249号線がトンネルで通る鞍埼の上に立って、その姿は輪島方面から向かうと見ることが出来る(地図左上:国土地理院よNotokurasaki1り)。少し手前には、揚げ浜塩田として観光地になっている奥能登塩田村や海に向かって段々畑状に田園が続く千枚田、穴の空いた岩が有名な岩窓などがある。いずれも249号線沿いであり、休日と言うこともあったが、その近辺だけ車が滞っているのである。特に千枚田では、写真を撮るだけだからと言った感じなのだろう。路肩に車を止める人が多く、灯台Notokurasaki5以外立ち寄る予定のない自分にしてみると勝手な意見ではあるが、多少迷惑にも感じた。

能登鞍埼灯台を訪ねるには、トンネルの外、海側の細い道から登る道がつながっている。私はトンネルを通過した直後を左に入って目指すことにした。すぐに正面に切り立った埼がそびえており、その上に灯台の姿が見え(写真右中)、灯台に向かって左手山側に登り口がある。早速登り始めたのだが、案外急である。それでも数Notokurasaki2分で埼の上に立つ灯台に着いた。まずは灯台の周囲を眺めて・・と考えて灯台の奥を見ると、奥はない。急な断崖絶壁となって いる。登ってきた側でもかなり絶壁に近いが(写真左中)、それ以上である。つまり灯台はカミソリの刃の上に立っているような形なのである。奥域がないため海を入れた灯台の全景はとても撮れそうにない。結局数分の滞在で下ることにしたが、もし今地震が来たら・・・と考えてしまった。

Notokurasaki3下る途中に灯台が正面に見えるため、望遠レンズに変えて写真を撮った(写真 右下)が、同じ位置から撮った広角の写真(写真左下)で見ると、海やそこに浮かぶ岩礁はもっと低い場所にあり、案外高い位置から撮影していることがわかる。しかし灯台はこの位置より更に上方にあり、回り込む様に登っているものの、灯台の立つ場所がかなり急にそり立っていることがわかる。

反対側はもっと急な絶壁であることをもう一度付け加えておく。

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