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2009年7月17日 (金)

佐田岬灯台(愛媛県)

Botantoudaiどんな灯台でも訪ねる機会さえあれば、行ってみたいと思う。しかしそんな機会がSatamisaki9 なくても、早く訪ねたいと思う灯台がいくつかある。今回紹介する佐田岬灯台(写真右上)は、そんな灯台の一つであった。四国の西側で細長く九州大分に向かって延びる佐田岬の先端に立つ(地図左上:Mapfanより)立地条件こそが、私にその思いを抱かせていた。2009年の4月に広島県福山を訪ねる機会を持ち、私は迷わずにしまなみ街道を渡り、松山を超えて佐田岬まで足を伸ばす計画をたてたのだった。

春霞の晴れた日、満開を過ぎた桜を見ながらの心地よいドライブで佐田岬を目指した。既に紹介した女子鼻灯台室ヶ鼻灯台は後回しにして、とにかく早く佐田岬灯台がSatamisakichizu1 見たくて車を進めたのだが、山頂を縦断する様に走る197号線(地図左上:Mapfanより)は、左右に海の景色を見下ろしながら楽しめ、そんな私の気持ちを更に盛り上げてくれるドライブコースだった。

佐田岬の先端に近づくと道は狭くなり分岐している。私は地元案内表示に従って道を進Satamisaki3め、最後に駐車場にたどり着いた。南向きの駐車場で右手方向に、そこから先に続く岬と灯台の姿が一部確認できた(写真右二番目)。今から佐田岬灯台の立つ景色を見られると言うときめきを抑えつつ、大型の三脚を縛り付けた重いカメラリュックを背負い、不必要と思ったが杖も持って歩き始めた。灯台に続く小道は整備されてSatamisaki4 いて杖は必要なさそうであった。飲料自販機の近く以外にも所々に青いゴミかごが設置され、『ゴミを捨てるな』と書かれている。それを設置しなければならないという事実が少し悲しかった。

灯台への最後の岬を登る手前に、海岸が見渡せる場所がある。透き通った海の色が心地よく感じ、カメラを向けて(写真左二番目)いると、ご夫婦Satamisaki8と思われる二人が追い抜いて行った。お二人ともかなり早歩きのようだ。二人の後を追うように灯台へ向かうと、灯台が見下ろせる椿山へ登る道と、そのまま灯台に向かう道に分かれていた。お二人が椿山に向かったため、私はのんびりとカメラを向けながら灯台に近づいたのであるが、灯台手前の敷地で三脚を組んで撮影しSatamisaki6ていると、すぐにお二人はやって来て、そのまま灯台に向かった。結局しばらくお二人の姿が消えるまで、そこで待機することにしたのであるが、数分も経たない間に戻ってみえ、そして足早に帰り道に消えていった。

誰も居なくなった灯台手前の階段下から写真を撮って(写真右三番目)いると、神島灯台を思い出した。あの時も同じ様に霞んではいたが晴天だった。灯台の真下から見ると六角形の灯Satamisaki5塔は、遠くから見るよりも高く感じ、力強い。横に設置された黄金碆照射灯も、後方から見ると箱形であるが、前面から見ると六角形に見えるように作ら れていて、妙に感心してしまった(写真左三番目)。海上に向けて目をこらすと黄金碆もかろうじて見ることができた。

椿山へ登る途中で木々の間から写真を撮った(写真右下)。ちょうど灯台と同じ高さで、周Satamisaki7辺のイメージもつかみやすい。続いて椿山に登ると、眼 下に灯台の姿が際立っている(写真左下)。西向きに見下ろしているわけであり、まだ午前11時前であるが、夕焼けのこの景色を想像すると、このままその時間までいたいと思った。しかし女子鼻や室ヶ鼻灯台も訪ねて今日中に自宅に戻らねばならない。春霞であるが故に、夕焼けも難しいかも・・・などと自分に言い聞かせて帰路につくことにした。帰りの坂道は、そんな思いに加えて、重いリュックが足取りを重くした。杖を持ってきて良かったのかもしれない。

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