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2009年8月12日 (水)

明石海峡と江崎灯台の光

Botantoudai 神戸に私的な用事があり、8月初めの土曜日に午前の仕事を終えてから車を走らせた。どうせなら明石海峡と江崎灯台(写真右上)が光る夜景の写真を撮ろうと考Esaki1え、その日は神戸市の西、垂水区で宿泊することにした。そのため神戸市の中心部は通らず、北の山陽道方面から向かったのだが、実はこの日神戸港の花火大会。おかげで市内の渋滞にも巻き込まれずに順調に着くことができた。宿だって中心部では取れていなかったに違いない。明石海峡近くの宿Akashikaikyouchizu6 に車を止めて、そこから公共機関(地図左上:Mapfanより)を利用して、用事も無事完了できたのだった。

夕食を終えて、明石大橋に向けてカメラを構え始めたのが午後8時半頃であるが、午後9時頃から急に西向きの小型船がたくさん通過して行った(写真右中)。神戸Akashikaikyou1_2の花火を船上から見るために出ていた船が帰って行くのであろうか。だとしたら是非一度は 味わってみたいとうらやましく感じた。長い間花火を楽しんでいない私は、船から頭上に見える花火を思い描いた。

どの場所からも江崎灯台の灯りはすぐに確認できた。と言うより、既に暗くなる前にその姿は肉眼でも確認できていた。前回灯台を訪ねたのは、Akashikaikyou42006年の夏(写真左中)である。蝉の声が痛いくらいの中、吹き出す汗をぬぐった夏の日ざしが思い出深い。あれから三年。対岸から明石大橋を眺める限り何も変わったとは思えない。しかし何も変わっていないと感じたことで、逆に時の流れを意識させられた気がした。神戸に関係ない私が言うことではないが、震災からの復興で変わった姿を見ても、時の流れを感じるより人の営みを感じるだけであるが、むしろ変わらない姿にこそ時の流れを感じ、震災を越えて存在しているのだと思ってしまう。Akashikaikyou5

明石大橋の照明のパターンは時間で変化しているようであるが、それよりも橋の上を通過する車の光が、橋の表情を変えているように感じた。それに対して江崎灯台からの灯りは、時に赤い標示に変わる以外その灯りは変わらない。車の光と灯台の灯りが、動と静の対照的に見えるのだが、そのイメージを写せるほど自分にカメラ技術がない のが残念だった(試みた写真が右下:中央右下の光が江崎灯台)。

Akashikaikyou3翌朝、空は雨雲に覆われていたが、同じようにまだうす暗い中灯台の光りを狙ってみた。明石大橋は深夜には照明を落とし、明け方のこの時も同じである。大橋の姿がモノトーンで浮かび上がる中、昨夜はあれだけ賑やかだった周囲の灯りはすっかり落ちて、ただ江崎灯台の灯りのみが点灯していた(写真左下)。しかしその姿は、昨夜と同じ様に静かだった。

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