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2009年8月 6日 (木)

波妻ノ鼻灯台(愛媛県)

Botantoudai 私が灯台を巡るようになったそもそものきっかけは、ドライブの目的地に灯台を選Namitsumanohanachizu1 んだことである。そのためなのか、これまでは車で移動して灯台を巡ることが多く、島へ渡っての訪問は確実に少なかった。そんな自分も、最近は島に立つ灯台への思いが強く、『灯台の立つ風景を訪ねてみませんか』のこちらのブログ(既に更新は終了しています)でもそのことを書いた。この春に佐田岬灯台を訪ね、愛Namitsumanohana2媛県の松山を通過する際、釣島灯台へ渡りたいと言う思い(地図右上:Mapfanより)があった。もちろん時間が無く不可能なのはわかっていたのであるが、その思いを持ちつつ今回紹介する波妻ノ鼻灯台(写真左上)に立ち寄り、西広島から山口県に向かって連なる島々(地図右中:Mapfanより)を眺めてみた。いずれゆっくりこれらの島を巡って行きたいと言う思いを込めて立ち寄ったのだった。Namitsumanohanachizu6

波妻ノ鼻灯台は、スポーツ関連施設の奥に立っている。坂道を登ったところに施設があるのだが、ゲートが設けられており、閉まっている場合は車が入れないだけではなく、不法侵入のように脇から入らなければならなくなる。幸い早朝にも関わらずゲートが開いており、あたかも職員の様に車を進めて、施設の駐車場に堂々Namitsumanohana5と駐車させていただき、そのまま裏山から続く波妻ノ鼻に踏み込んだ。少し奥まで進むと、比較的大きな木は伐採されていて、見晴らしが良く、ほぼ180度海上を見渡すことが出来た。ここから近くに見えるのは野惣那島や睦月島である(写真左中)。少し北に目をこらすと安居島らしき姿もあるが、どちらの方向にも、その後方に島々が連なっていることは十分に確Namitsumanohana3認できた。立ち寄ったのは早朝7時頃であり、まだ朝日の余韻が海上には漂い、灯台が薄い橙に染まっているのと同じように、海も春の霞が染まっているように見えた。

波妻ノ鼻灯台についての情報は持ち合わせていなかったのであるが、灯台のプレートはかなり浸食が進んでいて判読も難しい状態(写真右下)である。見晴らしが良い埼ではあるが、好んで訪ねる人は少ないかも知れない。

暖かな日が続いた4月初旬のこの日。緑が鮮やかに感じ始Namitsumanohana4める木々の葉や山つづじなど春を感じながら波妻ノ鼻灯台を訪ねた。海上に連なる島々を眺めて、いつの日かそれぞれの島へ渡ることが叶うようにと言う願いを持ちつつ訪ねたこの地ではあるが、目の前に広がる朝日を浴 びた灯台の立つ風景(写真左下)を、ただこの時は味わい楽しんでいた様な気がする。

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