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2009年9月 9日 (水)

宇出津灯台(石川県)

Botantoudai今回は、能登半島の東海岸側に立つ宇出津灯台(写真右上)をまとめる。長手埼灯台のブログで書いた事だが、私の印象では、能登半島の東海岸は、生活感がにじUizu3 む様なたくましさを感じる。宇出津灯台周辺でも同じ様な事を感じながら訪ねたのであるが、それ以上に能登小木港犬山灯台と同じ様な立地条件に驚かされていた。地図(地図左上:いずれも国土地理院より)を比較すると納得していただけると思うが、どちらの灯台も、入り江として入り込んだ港の右手、小高い丘の上に立っていて、しかも灯台の海側は急な斜面となっているのである。もちろん実際に訪ねると、地形は似ていても違いは明らかで、能登小木港犬山灯台は、港の灯台と しては意外と大型で、閉鎖的なスペースに立てられているが、宇出津灯Notoogikouinuyamachizu7台は、よくUizuchizu2目にする小型灯台で、民家の建ち並ぶ道沿いにポツンと立てられていた。

灯台へは、宇出津の港からではなく、灯台の立つ高台に延びる西側の道から向かったのであるが、結局一度下る形で港へ出て、そこに車を止めることにした。小木港犬山灯台は港から灯台へ行く場合、一度反対側へ回り込んで登らなければならなかったが、ここは港から正面に急な階段が設けられている。Uizu6ちょうど灯台の立つ丘の下には学校があり、部活中の生徒達が『ファイト~』などと声を出している。そんな中で私もがんばって一気に階段を登った(写真右中)。

階段を登ると、少し草の伸びた空き地に、灯台はポツンと立っていた(写真左下と右下)。ちょうど海と反対側には、道を隔ててごく一般の住宅が並んで建っている。住まわれるている方は、窓から灯台の灯りが見えるわけだ。

Uizu5灯台の海側にはやや背の高い雑草が伸びていて、カメラを構えても海を背景に灯台の姿を狙うことは出来ない。仕方なく自分だけ高台の端っこまで行って海を眺めてみた。どんよりとした雲が少し 厚くなり、海の景色としてはけっして良くはない。ちょうど見下ろすと、先ほど登るときにも元気な声が聞こえてきた学校があり、部活活動の若者の姿が見えた。後から調べたのであるが、能登北辰高である。テニスコートが見え、そこに若い姿が輝いていた。彼らからは、見上げれば灯台の姿が見えているはずである。

視線を少し左に移すと、宇出津の港が見渡せた。ここから約4km程東に立つ小木港犬山灯Uizu4 台と何かにつけて比較しながら宇出津灯台を味わったのだが、灯台の形も、立っている雰囲気も異なっていた。しかし、海を望む小高い丘の上に立つと言う立地条件、そして灯台から見える港や町並みは、私が『生活感がにじむようなたくましさ』と言う表現をしたものと同じであった。

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