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2009年11月 2日 (月)

佐渡大埼灯台(新潟県)

Botantoudai 今回紹介する灯台も、2009年の9月に訪ねた佐渡からである。佐渡の代表的なSadooosaki2 灯台をひとつ挙げるとすれば、まだこのブログでは紹介していないが、姫埼灯台であろう。しかし今回紹介する大埼灯台(写真右上)は、佐渡の観光地を代表する尖閣湾に立ち、その存在を知る人も多いはずである。またこの地は、映画『君の名は』の舞台でもあり、御年配の方には懐かしい場所であり、そこに立つ灯台と言うことで親しんでいただけるかも知れない。

尖閣・・・と言う言葉を聞くと、東海地方でただ漫然と暮らしている私には、台湾に近い場所を想像してしまう。その名が付く、ここ尖閣湾は佐渡の北西に位置する(地図左上:Sadooosakichizu6MapFanより)。訪ねることとなり、その地理をようやく把握した。この一帯は尖閣国定公園に指定された景勝地である。と、そこまでは下調べでわかっていたのであるが、車を走らせ、この地に着くと、広い駐車場に驚かされた。まるで整った観光地の様であったからだ。実は、灯台がこの観光施設の敷地内に立っていることを知らなかったのである。つまり施設に入るための入場料が必要なのである。その料金を不満に思ったわけではないが、灯台を訪ねるのにも入場料が必要かを一応尋ねてみた。『尖閣湾の岩場から眺めた灯台の姿も良いですよ~』と言う、見事なSadooosaki5_2 一言に納得して入場料を支払って施設内に入った。

まだ観光客はまばらで、人の姿を意識せずにカメラを向けることが出来た。数は少ないが、おみやげ屋さんが点在する敷地内は、観光地色がある。ちょうど灯台の姿が見える場所の左手に尖閣湾の案内と映画『君の名は』の石碑が立っていた(写真右中)。しかし、それ以上にその向こう側に広がる景観に目が奪わSadooosaki1 れた(写真左中)。ちょうど観光船が入ってくるその入り江の水のきれいさ、そして景観の雄大さである。

ちょうど灯台の横から、尖閣湾の先端に向かって橋が架けられている。先端の場所には、みやげ物屋が入った休憩所件展望所がある。ちょうど私が景観を楽しんでいると、珍しくバスガイドに引率された一団がやって来た。ガイドが岩場に響く声で、尖閣湾の説明を『君の名は』の話題も交えて話し始めた。私は、カメラを構えたフリをしながらしっかりと説明に耳を傾けさせてもらった。Sadooosaki3

確かに、こちら側から見ると、灯台の立つ立地がよくわかる(写真右下)。今でこそ橋でつながられているが、その昔はこういった岩山が船舶の航行にどれだけ障害であったかが理解できる。イカ釣り船などの為にこの灯台が立てられたのが昭和39年である。ふと気になって、すでに撮影してあった『君の名は』の石碑をモニターで見てみた。1962年とある。映画について確認したわけではないが、灯台はその後で立てられたのだ。

Sadooosaki4 灯台の近くまで戻ると、私のお気に入りの、海を背景にした写真が何枚か撮れた(写真左下)。反対側の後方からも撮りたかったが、灯台の陸側には水族館があり、その向こう側は進入禁止だった。観光地らしいと思いつつも、観光地に立つ灯台が苦手な自分にも、何故だか親しめる灯台として、映画の名と共に記憶に残るに違いないと感じながら、出口を通って、施設から外に出た。

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