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2010年1月14日 (木)

コスギ鼻灯台(三重県)

Botantoudai 久しぶりに、今回は地元三重県の灯台を紹介する。三重県をご存じでない方に三Kosugihana4 重県を説明するとき、伊勢神宮、鈴鹿サーキットと言う名を挙げ、伊勢湾に面した紀伊半島の東側全体に縦長の県だと説明する。その通りであり、縦(正確には南北であるが)に長いが故に、北と南ではかなり離れている。今回紹介するコスギ鼻灯台(写真右上)は尾鷲市の南側で、熊野市に近い場所に立つ。既に紹介した三木埼灯台久木港沓埼灯台より南側である、が、その雰囲気はよく似ていて、このときも埼の山歩きを楽しませてもらった。

Kosugihanachizu6 国土地理院の地図では(地図左上)、灯台のすぐ近くまで、車で行けそうな道がついている。しかし、実際訪ねてみると、海側の旧道は閉鎖されていて(写真右中)、通行に関して責任はとらないと言う看板まで立ててある。とは言え進まなければたどり着けない。仕方なく、閉鎖された門を飛び越えて進むことにしKosugihana1た。かつては利用されていた舗装された道路であろうが、今は、路肩が崩れていたり、枯れ枝が散乱していたりして、廃墟と言った言葉を連想する。更に鏡の入っていないカーブミラー は、どこか不気味に感じる。鳥が飛び立つ音に驚きながらも、15分ほど進んで埼の先端部分に着いた。

Kosugihana2と言っても灯台の姿が見えるわけではない。下方に見える海への斜面のどこかに立っているはずである。踏み込めそうな箇所(写真左中)から下り始めると、急な箇所にロープが渡してある。灯台を訪ねる方が施してくれたのであろう。その箇所を 下るとすぐに下方に灯台の姿が確認できた(写真右下)。そのまま下って灯台Kosugihana3にたどり着いたが、木々に囲まれ斜面に立つ灯台である。なかなか全景を収める撮影ポイントや、海を背景にしたお気に入りの写真は狙いにくい。斜面を滑りそうになりながら登ったり下ったりして過ごす間に時間が経っていた気がする。

Kosugihana5ちょうど灯台の先端部分と同じ高さから海を背景に望める場所があった(写真左下)。以前は、灯台を探すとき、電線をたどっていけばたいていは着けたのであ るが、最近は太陽光発電が増えて、LED灯の灯台などでは、そうは行かない。ここコスギ鼻灯台も同じで、道路沿いに電柱はあったが電線は通ってなかった。

そのちょうどソーラー部分とLED燈を正面に見ながら、後方の三木埼方面の海を背景にしばらく灯台を眺めた。海から急に山深くなるこの周辺。山は熊野古道として奈良県方面までいくつかの険しい道がつながっている。海面の平坦な部分と、入り組んだ埼、そして山深く連なる斜面を見ながら、ガラにもなく自然と共存する人の力を感じていた。

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コメント

久々にコメントを…(ちゃんと読ませていただいてますよ~。安乗埼灯台では撮影の障害になって申し訳ございません)

ここは足場が悪いというかいつも湿りがちのイメージがありますね。
灯台好き仲間のひとりはここで足を滑らせてすっ転んでケガをしたんじゃなかったかな?

LEDになってからは訪れてませんが300mmのレンズと灯篭が付いていた頃に訪ねて目線レベルでそれを堪能しましたっけ…
丁度光っていてその光が眩しかった覚えがあります。


あと貼り付けてある地図には灯台マークが表示されていませんがこの地図内にもうひとつ「賀田大埼灯台」という白い灯台があります。緑に光るので左舷標識の扱いです。(対岸にある「古江港灯台」という赤い右舷標識と対の灯台です)

このあたりを年末の和歌山灯台めぐりツアーのついでに再訪しようと思っていたのですがスケジュール通りには行かないものですね。

投稿: 玉助 | 2010年1月15日 (金) 17時13分

玉助さん、ご無沙汰しています。
ぶらっと思いつきで南紀方面もでかけてるので、コスギ鼻も、名前を知っていても、ここにあることを知らなかったくらいです。探せば、いくらでも灯台隠れていそうな地形ですよねhappy01
またぶらついてみます。
さすがに、潮岬くらいまで行こうと思うと、日帰りはきついですけどね・・・wobbly

投稿: ヒデ先生 | 2010年1月15日 (金) 18時38分

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