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2010年4月

2010年4月21日 (水)

川尻岬灯台(山口県)

Botantoudai今にも降り出しそうな天気の中、川尻岬灯台を訪ねた。この日の山口県の天気予Kawajirimisaki4報は雨。降られても仕方ない・・・そんな開き直りなのか、それとも私の晴れ男の強みなのか、訪ねている間に雨が降り出すことはなく、訪問を終えて車に乗り込むと同時に雨となった。今回は、そんな思い出のある川尻岬灯台(写真右上)を紹介する。

川尻岬が、地続きと言うことでは本州北西端になる(地図左上)。その知識はあったが、それ以外何も知らずに訪ねた自分は、突き当たりの駐車場が有料であるKawajirimisakichizu6ことに少し驚いた。景観が良いことやキャンプ地となっていることを考慮しても有料に納得できず(と言いつつ支払って車は停めたのであるが・・・)、何か特別な名所があったか?と、すぐに携帯からネットで川尻岬を調べてみた。景観の良さ、キャンプ地、釣り場に加Kawajirimisaki1えて、「玄武岩による磁場の逆転現象」と言う一文が気になったが、それ以上詳しく調べる時間もなく、有料の納得はつかないまま、とにかく岬に向かうことにした。

冒頭にも書いたように雨が近く、徐々に雲の色も濃くなってきているが、それでも眼前に広がる川尻岬の全景(写真右2番目)は確かに見応えがある。岬の東側に沿って道が視認できる。道とは言えない道を、木々をかき分け岬のKawajirimisaki7先端を目指すことが多い灯台巡りの者にとっては、楽な行程であることがわかった。雨が降る前に戻りたいと思い早速歩き始めた。岬中腹くらいで振り返ると、岬の東側に崖岩が続く海岸線は晴天であればもっと迫力があるに違いない(写真左中)。岬の先端部に近づくと道はふた手に分かれる。灯台は基本的にKawajirimisaki8は高い方と考え、左手の坂を登り始めた。途中から階段になっているが、下りでは歩きにくそうな斜面だ。数分で登り切れるが、一気に登ると少しきつい(写真右3番目)。正面に白い姿が見え、登り切った所に灯台が立っていた。

灯台の後方は最近竹林が伐採されて奥が広くなっている。少し小高く、そこから灯台を見ると、海を背景にして私のお気に入りのアングルである(写真右Kawajirimisaki5下)。雨天ではないことに素直に感謝して、しばらく灯台周囲を歩きいろんな角度から見上げた(写真左下)。

灯台にたどり着いたと言う満足感で、せっかく調べた「玄武岩による磁場の逆転現象」をすっかり忘れていた私は、玄武岩がどれなのかも知らないまま引き上げてしまった。ちょうど戻って車に乗ると、大粒の雨が降り始めた。灯Kawajirimisaki3台を訪ねる時のカメラリュックには、コンパスはもちろんのこと、緊急時の備品まで入っている。磁場の逆転現象を、この目で確かめたかったと言う気持ちは大きかったのだが、雨に降られずに灯台を訪問できたことだけでも満足すべきだと自分に言い聞かせ、川尻岬灯台を後にした。

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2010年4月11日 (日)

門司埼灯台(福岡県)

Botantoudai この灯台巡りのブログで、まだ一度も九州の灯台を取り上げていないのは、素直に、まだ九州を巡っていないからである。もちろん立ち寄った程度の灯台はあるが、これからMojisaki5に期待してほしい。そして今回初めて九州の灯台を記事にすることにしたが、九州初心者と言える私にふさわしく、関門海峡の九州側に立つ門司埼灯台(写真右上)をまとめてみることにした。元々が、ドライブの目的地から始まった灯台巡り。車で行けるところから始めたため、どうしても遠方は後回しとなり、更に仕事がら土曜日は仕事で、休日は暦通りのみ。連休でもない限り遠方への灯台巡りの機会はなかなか持てないと言うのが、言い訳である。今回ようやく門司埼灯台を紹介できたことを機に、一つでも多く九州の灯台巡りに出かけたいものであると思う。

Mojisaki1

私的な用で夕暮れ近くに小倉に着いた私は、当日予定もないため、門司に向かうことにした。門司埼に着いたときはしっかり日が沈んでいた(写真左上と右中)が、対岸の下関はすぐ近くに見える。山口ナンバーの車が多く目に入り、関門海峡を挟んだこの周辺は、関門都市圏と言われ発展していることがうかがえる。関門海峡にトンネルが通じたのは1958年であり、既に50年以Mojisaki3_2上。73年には高速道路の橋(写真左中)もかかり、私も若い頃に感動しながら車で通った記憶がある。関門海峡の交通はこの地域の方々には不可欠な物であり、事実2005年の地震で通行できなかった時には、混乱があったとも聞いている。

そんな目で対岸の明かりを眺めると、これまで目にしたいくつかの大橋とは異なって見える。明石大橋では、神戸側からと淡路側から見る景色でMojisaki6は明かりの数が圧倒的に異なり、新たなる架け橋と言う印象が強いが、関門大橋では両者に差が少ない。鳴門大橋には、観光地の色が強いが、関門大橋では生活色が強い印象を持った。むしろ『しまなみ街道』にかかる橋に近いと感じたのだが、すべて私の勝手な印象であることを付け加えておく。

関門海峡というと、巌流島や壇ノ浦、長州藩のアメリカ船への砲撃など歴Mojisakichizu7史的にも重要な場所であるが、地理的(地図右下)にも言うまでもない。現在でも多くの船舶がこの海峡を通過しているが、幅が狭い上に潮流も早い。記憶に新しいところでは、2009年に海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国船との衝突炎上事故もあった。語るまでもなく、門司埼灯台は安全航行のために大切な役割を担っているのだ。そんな思いで灯台を見た私は、その小ささに少し驚いてしまった。既にMojisaki4LED燈となり、白い光が頻回に点滅しているその姿に思わず、お疲れ様と声をかけてしまいそうであった。

門司埼灯台の周辺は整備されている。歴史上の史実に思いをはせつつ、その地を訪ねて初めて納得できる地理を理解して、整備された灯台真上の広場で暗くなるまでのんびりと過ごさせていただいた(写真左下)。

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2010年4月 1日 (木)

嬉しいお知らせ

Botanomake 今回は、灯台巡りとはまったく異なった記事です。このブログを綴り始めたのが、2006年の4月ですから、もうすぐ4年目になります。ただ灯台を巡った記録として書き続けて来ましたが、その間に日経BPのサイトや雑誌でブログを紹介していただいたり、写真を取りBlog1あげていただいたり、更には、新たにブログ記事の依頼を受けたこともありました。どの依頼も、私にとっては名誉なことであり、灯台巡りという一つの趣味を認めていただけただけでも意味のあることで、喜んでいました。

Blog2ところが今回、更に嬉しいニュースが舞い込んできたのです。『スゴブロ』と言う日本人の一般の方々が書いているブログを評価して紹介されているサイトで、2010年のBEST15位に選んでいただいたのです。既に一部のネット上での友人には、連絡して喜びを自慢げに語ってしまったのですが、素直に嬉しいです。Murogahana6

と言うのも、その評価内容です。ただ流行のネタを追うのでなく、動画や新たな手法を導入するのでもなく、ただ写真と旅行記をコツコツとまとめた姿勢を評価していただいたからです。

ただ嬉しくて、『おまけ話』のページを使って自慢げに書いてしまいましたが、次回からは、またコツコツと灯台を紹介していきますので、今後ともお付き合いをお願い申し上げます。(写真は、桜の季節にあまり灯台を訪ねられない自分が唯一満開過ぎの桜と写真が撮れた、愛媛県の室ヶ鼻灯台です。)

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