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2011年10月 5日 (水)

多古鼻灯台(島根県)

Botantoudai灯台巡りと言うからには、灯台にたどり着いて初めて評価されるものかもしれない。Takohana3しかし、いくつかの灯台を、たどり着くことも無く遠景から姿のみを撮影し、記事として紹介してきた。私の中ではこれは違法とも言える行為なのであるが、実際その灯台を目指している時は、自分が納得する様な理由(後から言えば”言い訳”に過ぎないが・・・)があってたどり着けていないのである。今回もそんな言い訳と共に多古鼻灯台(写真右上)を紹介する。

Takohanachizu5_28月末にまとめた津ノ和鼻灯台の記事でも書いたように、急遽予定が変更となった慌ただしい行程の中、多古鼻灯台を訪ねた。ここを訪ねた灯台巡りの先輩方のサイトや書き込み、さらには国土地理院の地図(地図左上)からも灯台に向かうルートはわかっていた。灯台の立つ山の、海とは反対側の道の途中から登るのである。しかし、私に残された時間は少なく、更に早朝に三重県を出て島根にたどり着いて(地図右中:Mapfanより)、昼から二度目となる、真夏の草木が覆い茂る道に入っての山登りをする元気も出なかった。そんな時、私の脳裏を横切ったのは、ある灯台巡りの先輩がまとめたホームページの記事であった。隣の山にあるキャンプ場の展望台から灯台がTakohanachizu4見えることを紹介してある記事である。葛藤はなかった。後からその違法行為を深く反省することになるのであるが、この時は、納得の行動であったに違いない。私はキャンプ場に向かった(地図左上)。

天気は下り坂。強い風がキャンプ場にも吹いていて、家族連れのテントがパタパタと揺れ、お父さんが固定してある杭を更に強化して回っている。今夜ここで過ごすのなら、大変そうTakohana2である。そんな光景を見ながら、私は望遠レンズを付けたカメラだけ手にして展望台に向かった。

展望台からは、ほぼ正面に灯台の左横を見ることが出来た。すぐ近くにも感じるし、遠くにも思える。レンズを通してみると遠近感が無くなり、海すらすぐ近くに感じてしまう(写真左中)。灯台の上に避雷針、更に左右に灯台の三倍くらいの高さの電柱が立ち、その上にも避雷針が着いている。そしてその電柱に電線が渡して張ってある。よほど落雷が多い場所なのだろうか?灯台そのものは、近寄っていないのに語れる立場ではないが、能登半島輪島の竜ヶ埼灯台北海道の汐首岬灯台に似ている。勿論周辺は全く異なる立地条件であるのだが。Takohana1

今夜日御碕に行き、明日の昼には三重県に戻らなければならなくなった夏の灯台巡り。この時は仕方ないからと、納得の行動であったが、いつものように今となっては後悔しか残っていない。しかし遠景だからこそ、灯台の立つ風景として楽しめたと言えば楽しめた(写真右下)のであるが、両方手に入れること出来たわけであり・・・嗚呼!もっと時間が欲しかった。

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コメント

ああ、勿体無い…展望台から灯台までの遊歩道歩いて数分だったんですがね~。
もっとも灯台の周りは金網のフェンスが取り囲み近寄ることはできないから展望台からの眺めが一番な事は確かです。

投稿: 玉助 | 2011年10月 6日 (木) 13時08分

実は、いろんな人のHPで近づけないって事も知っていたんですが、でもやっぱり近くに行きたかったです~。

投稿: hide | 2011年10月 6日 (木) 20時30分

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