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2011年11月

2011年11月28日 (月)

私のお気に入りの灯台Vol.5

Botanomake今回は、2010年の7月に紹介して以来の、『私のお気に入りの灯台』を紹介する。今回で5回目となるが。毎回書かせていただいている様に、あくまでも私が訪ねた時の季節や天候、雰囲気も加わっての判断であり、個人的な意見である。しかし、何らかの魅力を持っていたからこそ選んだ灯台であり、私のお薦めの灯台として理解していただいても問題はない。(過去の記事は、こちら・・・Vol.1Vol.2Vol.3Vol.4

今回も地域が重ならないように、5基を選んだ。

Satamisaki10佐田岬灯台(愛媛県):今回最初にあげた佐田岬灯台は、今年更に私にとって思い出深い灯台となった。理由はこちらの記事にまとめたように、ここを訪ねた自分を絵画として描いていただいたからである。もちろんSatamisaki8訪ねた時の感動も大きかった。私は細長く突き出た先端に立つ灯台として憧れを抱いて訪ねたのである。

Tsunowahana3津ノ和鼻灯台(島根県):比較的最近訪ねた津ノ和鼻灯台は、島根県の灯台をまだほとんど巡っていない状況であるが、私には十分すぎるくらい印象に残った。真夏には、多少きつい山歩きではあったが、容易に灯台に近づけない場所に立っているにも関わらず、灯台周辺の景観もTsunowahana2良く、ひとときを過ごすには気持ちよい場所であった。訪ねた時にプライベートな印象を持たせてくれる灯台は、評価が高いかもしれない。

Esaki1江崎灯台(兵庫県淡路島):江崎灯台へのリピート率は高い。(初回訪問はこちら明石大橋との記事はこちら)比較的近いからという理由以上に、明石海峡を隔てて対岸の神戸から続く街並み、後ろ姿の綺麗さ、周辺の静けさの中に立つ姿に魅せられているのだと思う。神戸から明Esakinitibotu04_2石海峡大橋を渡られたら、是非とも訪ねていただきたいお薦めの灯台です。

2_3掛塚灯台(静岡県):掛塚灯台へのリピート率も高い。ここも近いという理由もあるが、周辺の雰囲気が何より好きなのである。(日没時の記事はこちら)周辺には風力発電の風車が回り、運動施設の周辺として整Kaketuka24備された公園、そして砂浜の海岸がある。すこし盛り上がった小山の上に立つ灯台は、少し錆も見られるが、歴史を感じさせる。

Hajikisaki1_2弾埼灯台(新潟県佐渡):佐渡の最北端に立つ弾埼(はじきさき)灯台を今回のお気に入りの最後に選んだ。初秋の佐渡に渡り、巡った灯台Hajikisaki3の中で、私に旅愁を味わわせてくれた灯台である。どことなくもの寂しい、だけど力強いその姿。佐渡という島に一人で渡り、最後に訪ねたのがここ弾埼灯台であったからかもしれない。再訪が難しい灯台であるが、もう一度訪ねてみたい。

今回も5基だけ選んだ。まだ訪ねていない灯台にも、もっともっと私を引きつける灯台があるに違いない。これからも全くのマイペースであるが、灯台巡りを続けていくので、Vol.6、7、8・・・とお気に入りも増えて行くに違いない。しかし、お気に入りで取り上げなくても、全ての灯台が私が訪ねた記録であり、そして大切な記憶である。私の灯台巡りなのである。

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2011年11月14日 (月)

カヤトマリ鼻灯台(愛媛県)

Botantoudai10月の連休を利用して、初めて灯台巡りに出かけたのは、千葉県の館山周辺だっKayatomari2た。特に館山港沖島灯台(今は廃止となったらしいが・・・)では、素晴らしい天気に恵まれ、本当に気持ちよい時間を過ごした。その思い出が良いためか、この時期に灯台巡りに出ることが続いている。今回は、しまなみ海道を南下して愛媛県今治に入り、来島海峡で四国とつながる大島にあるカヤトマリ鼻灯台を紹介する(写真右上)。海道からは少し離れた場所にあり、訪ねる人は少ないが、右手にはしまなみ海道の大三島橋が見え、景観はなかなかである(写真右下)。

Kayatomari1chizu前回のウヅ鼻灯台の記事でも書いたが、しまなみ海道と呼ばれる西瀬戸自動車道の橋は歩行者やサイクリングでも渡ることが出来るため、島々には多くのサイクリング者があふれている。暑いくらいのこの日も、多くの自転車が走っていた。伯方島から大島大橋を渡って入った自分は、すぐに49号線に出て、西の早川方面に進んだ(地図左上:Mapfanより)。周辺には自転車も多かったが、西に向かう数は少なかった。狭い箇所もあるが、対向二車線の道は島に沿って続いていて、どこからの景観も素晴らしい。Kayatomari5

ちょうど早川港を過ぎた海岸線から正面に灯台の姿が目に入った。灯台を数多く見てきた者であれば、それが小型の点灯式であることはわかるのだが、対岸の崖に青空を背景にして白く見える灯台は、私には大きく立派に映った。もちろんその印象は、近づいて道路から正面に見えてくると、薄れてしまったのであるが(写真右中)。

Kayatomari3灯台に近づくと、ネームプレートがどこにもない。反対側(海側)にあるのかもしれないが、まだ夏草が覆い茂り、足下も良くないため、確認できなかった。位置的にカヤトマリ鼻灯台だろうと思いつつも、カヤトマリの名称にその由来が気になった。後で調べたが判明しておらず、知っている方がみえたら教えていただきたい。前の記事のウヅ鼻灯台も、地図では渦ノ鼻と出ていたことから、『茅ノ泊』などと勝手な推測をしながらカメラを構えた(写真左下)。

道のすぐ横に立つ灯台と言えば、最近では熊本県島原の天草埼津港灯台を思い出すが、その形状は異なる。いずれにしても小型であるが、道路を走っているときに、この点滅が見えていることは興味深い。そう言えばAKB48のPVにも使われた千葉Kayatomari4県の州崎灯台を訪ねたときに、近くの民家の頭上を越えて光が海上に延びていく姿を想像したことがある。海のない町にに生まれ育った私としては、こう言った想像が次の灯台巡りへの活力になっている気もする。道もちょうどカーブになるカヤトマリ鼻灯台の点滅は、道路上の安全にも役立っているのかも・・・(写真右中)。

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2011年11月 1日 (火)

ウヅ鼻灯台(愛媛県)

Botantoudai広島県の尾道から愛媛の今治に続く島々のいくつかは、しまなみ海道によってつUduhana2ながった。とは言え、これらの島の周りは潮の流れが速く、船舶にとって難所であることには変わりがない。特に来島海峡の潮流は有名であるが、今ではそんな潮の流れを眼下に見ながら海峡大橋を渡り馬島に渡ることもできる。2年前の春、佐田岬灯台を巡った帰りに、この海峡を展望台から眺めて、近いうちに馬島に渡ろうと心に決めていたのであるが、この秋に訪ねることが出来た(地図左Uduhana6chizu上:Mapfanより)。今回は、馬島に渡って訪ねた渦ノ鼻(ウヅ鼻)灯台(写真右上)を、長くなるがこの日の行程も思い出してまとめてみた。

しまなみ海道を以前ブログ記事で、しまなみ街道と書いたが、本当に島の街と街を結び、Uduhana8瀬戸大橋や明石海峡大橋とは雰囲気が異なる。歩行者や自転車が通過できるため、格好のサイクリングやウオーキングコースでもある。私は尾道から灯台を巡りながら、最後に来島海峡にやって来た。お昼を回り、日射しが強くて暑い。徒歩で今治側から来島海峡大橋を渡ったのであるが(写真右2番目)、これまでの灯台巡りでかなりの距離を歩いており、気持ち良い汗を通り過ぎて、少々きつく感じた。Uduhana7更に早い朝食以後何も食べておらず、かなりお腹も空いてきた。それでも周辺の島々や遠くに見える灯標、行き交う船舶などの景観を楽しみながら歩き、半時間ほどで馬島に着いた。なんと島へはエレベーターで降りることができる(写真左2番目)。驚いたが、歩き疲れていた私にはとても嬉しかった。

馬島の名前は、江戸時代に今治藩が馬の放牧をしていたことから来ているが、草原が広がっているわけでもないこの島に、そんなイメージは全くない。私は、東にあるナガセ鼻灯台を確認してから民家がある南の方、ウヅ鼻灯台を目指すことにした。島に渡ってから誰とも出会わず、もちろん1頭の馬も見ていない。しかし、ウヅ鼻灯台を目指して歩いていると、ハイペースで歩くウオーキングスタイルのカップUduhana4ルが背後から近づいてきた。ちょうど灯台が正面に見え始めた海岸の手前で、缶ジュースの自販機があったため、空腹に耐えきれず、昼食代わりにジュースを2本買って、一気に飲んでいる時だった。「こんにちわ~」の声かけに返事をしようとしたら、思わずゲップが出てしまい、メチャクチャ恥ずかしかった。

Uduhana5灯台は、馬島神社の建つ南の丘に立っている(写真右3番目)。その階段を上ろうと近づくと、手前右に海岸に出られる堤防の階段があるのだが、そこに先ほどのカップルが腰を下ろしていた。来島海峡に架かる大橋を正面に見ながら左手には灯台の姿、そして砂浜が手前に広がっている。帰りにここで撮影しようと思いつつ、まずは神社の階段(写真左3番目)を登ると、社の右手奥に灯台が立っていた。

もう何度となくこのブログでも書いているが、本当に灯台と神社は近くにあることが多い。こUduhana1の社にどんな由縁があるのかまでは追求しなかったが、これまで見てきたのと同じく、神社と灯台が一緒に写っていても、私はその存在に全く違和感を覚えなかった(写真右4番目)。境内右手から灯台に近づける。昭和初期に立てられた重要な灯台であり、その存在を感じる以上に、『ウヅ鼻燈臺』と右から書かれた灯台のプレートに歴史を感じた(写真左4番目)。地図には、渦ノ鼻と載っていたことを思い出しながらしばらく灯台を見上げていた。

神社の階段を下りると、先ほどのカップルは、海岸へ降りる堤防の階段で、お弁当を広げて食べていた。ジュースで空腹は満たされていたが、少し羨ましく思いながらその横を通りUduhana9抜けようとしたとき、タイミング悪く!?先ほど飲んだジュースが胃から腸へ流れ込んだのか、大きなお腹の音となって聞こえた。カップルにも聞こえたかどうかはわからないが、再び恥ずかしい気持ちで海岸に出た私は、恥ずかしさも手伝い、黙々とレンズを広角に付け替えて灯台や大橋の姿をカメラに収め始めたのだが、時間は午後1時前。太陽はほぼ南にあり、逆光での撮影となり、お気に入りの写真は撮れそうにUduhana3無かった(写真右下)。

結局、馬島に滞在中カップル以外には、馬にも出会わなかったが、一匹のヘビが私の前を横切っていった。当たり前かもしれないけど、陸続きで無くてもヘビはいるんですね。ただマムシじゃ無くて良かった~。

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