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2011年11月 1日 (火)

ウヅ鼻灯台(愛媛県)

Botantoudai広島県の尾道から愛媛の今治に続く島々のいくつかは、しまなみ海道によってつUduhana2ながった。とは言え、これらの島の周りは潮の流れが速く、船舶にとって難所であることには変わりがない。特に来島海峡の潮流は有名であるが、今ではそんな潮の流れを眼下に見ながら海峡大橋を渡り馬島に渡ることもできる。2年前の春、佐田岬灯台を巡った帰りに、この海峡を展望台から眺めて、近いうちに馬島に渡ろうと心に決めていたのであるが、この秋に訪ねることが出来た(地図左Uduhana6chizu上:Mapfanより)。今回は、馬島に渡って訪ねた渦ノ鼻(ウヅ鼻)灯台(写真右上)を、長くなるがこの日の行程も思い出してまとめてみた。

しまなみ海道を以前ブログ記事で、しまなみ街道と書いたが、本当に島の街と街を結び、Uduhana8瀬戸大橋や明石海峡大橋とは雰囲気が異なる。歩行者や自転車が通過できるため、格好のサイクリングやウオーキングコースでもある。私は尾道から灯台を巡りながら、最後に来島海峡にやって来た。お昼を回り、日射しが強くて暑い。徒歩で今治側から来島海峡大橋を渡ったのであるが(写真右2番目)、これまでの灯台巡りでかなりの距離を歩いており、気持ち良い汗を通り過ぎて、少々きつく感じた。Uduhana7更に早い朝食以後何も食べておらず、かなりお腹も空いてきた。それでも周辺の島々や遠くに見える灯標、行き交う船舶などの景観を楽しみながら歩き、半時間ほどで馬島に着いた。なんと島へはエレベーターで降りることができる(写真左2番目)。驚いたが、歩き疲れていた私にはとても嬉しかった。

馬島の名前は、江戸時代に今治藩が馬の放牧をしていたことから来ているが、草原が広がっているわけでもないこの島に、そんなイメージは全くない。私は、東にあるナガセ鼻灯台を確認してから民家がある南の方、ウヅ鼻灯台を目指すことにした。島に渡ってから誰とも出会わず、もちろん1頭の馬も見ていない。しかし、ウヅ鼻灯台を目指して歩いていると、ハイペースで歩くウオーキングスタイルのカップUduhana4ルが背後から近づいてきた。ちょうど灯台が正面に見え始めた海岸の手前で、缶ジュースの自販機があったため、空腹に耐えきれず、昼食代わりにジュースを2本買って、一気に飲んでいる時だった。「こんにちわ~」の声かけに返事をしようとしたら、思わずゲップが出てしまい、メチャクチャ恥ずかしかった。

Uduhana5灯台は、馬島神社の建つ南の丘に立っている(写真右3番目)。その階段を上ろうと近づくと、手前右に海岸に出られる堤防の階段があるのだが、そこに先ほどのカップルが腰を下ろしていた。来島海峡に架かる大橋を正面に見ながら左手には灯台の姿、そして砂浜が手前に広がっている。帰りにここで撮影しようと思いつつ、まずは神社の階段(写真左3番目)を登ると、社の右手奥に灯台が立っていた。

もう何度となくこのブログでも書いているが、本当に灯台と神社は近くにあることが多い。こUduhana1の社にどんな由縁があるのかまでは追求しなかったが、これまで見てきたのと同じく、神社と灯台が一緒に写っていても、私はその存在に全く違和感を覚えなかった(写真右4番目)。境内右手から灯台に近づける。昭和初期に立てられた重要な灯台であり、その存在を感じる以上に、『ウヅ鼻燈臺』と右から書かれた灯台のプレートに歴史を感じた(写真左4番目)。地図には、渦ノ鼻と載っていたことを思い出しながらしばらく灯台を見上げていた。

神社の階段を下りると、先ほどのカップルは、海岸へ降りる堤防の階段で、お弁当を広げて食べていた。ジュースで空腹は満たされていたが、少し羨ましく思いながらその横を通りUduhana9抜けようとしたとき、タイミング悪く!?先ほど飲んだジュースが胃から腸へ流れ込んだのか、大きなお腹の音となって聞こえた。カップルにも聞こえたかどうかはわからないが、再び恥ずかしい気持ちで海岸に出た私は、恥ずかしさも手伝い、黙々とレンズを広角に付け替えて灯台や大橋の姿をカメラに収め始めたのだが、時間は午後1時前。太陽はほぼ南にあり、逆光での撮影となり、お気に入りの写真は撮れそうにUduhana3無かった(写真右下)。

結局、馬島に滞在中カップル以外には、馬にも出会わなかったが、一匹のヘビが私の前を横切っていった。当たり前かもしれないけど、陸続きで無くてもヘビはいるんですね。ただマムシじゃ無くて良かった~。

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