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2012年3月 6日 (火)

美保関灯台(島根県)

Botantoudai美保関灯台(写真右上)をようやく訪ねることができた。あいにくの曇天で、しかもMihonoseki3ノ和鼻灯台の記事にも書いたように、急な予定変更があり、あわただしい訪問となってしまったが、以前から、訪ねたい灯台リストの上位にあっただけに満ち足りた時間を過ごせた気がしている。

Mihonosekichizu1説明する必要もないであろうが、美保関灯台は、日本海に突き出た島根半島の東端、地蔵埼(美保之碕とも呼ばれる)に立つ灯台である(地図左上:Mapfanより)。鳥取県の境港からつながる弓ヶ浜、そして大山のいただきを南に、見る場所であり、境港、そして隠岐の島に続く海域を守る重要なポイントである。

鳥取県米子方面から境港を超えて島根県半島に入り、右折して美保関漁港に立ち寄っMihonoseki2て、去ルガ鼻灯台の記事で紹介した常夜灯を訪ねた。時間的に余裕は無かったのであるが、少しここで気持ちを落ち着かせてから美保関に向かいたかったのかもしれない。ここから美保関灯台まではすぐだった。

Mihonoseki5地蔵埼に着くと、広い駐車場が整っていたが、ほとんど車はなく、登り口のすぐ近くに車を止めることが出来た。ちょうどその前に地蔵埼の案内板があり、それに目を通してから、カメラリュックを背負って灯台に歩き出したのであるが、同時にポツポツと雨が落ちてきた。

向かう道の途中から、灯台の立つ埼が見渡せた(写真右二番目)。緑の濃さに反し、曇天のため海と空の境界がわかりにくい。写真を撮るには最悪かもしれないが、ようやく訪ねることがかなった気持ちに押されて、その時はあまり気にしていなかった。まずは灯台に近づいて、ゆっくりと灯台を眺めながら周辺を歩いてみた。灯台は、剱埼灯台禄剛埼灯台経ヶ岬灯台と同じようMihonoseki6に両側に土台部分があり、裏側は真っ直ぐという作りである(写真左二番目)。それでも敷地内から見るのと、一段下の歩道からと見上げるのでは印象が変わる(写真右三番目)。

Mihonoseki4周辺の案内板や景観を楽しむため、かなり長時間ぶらぶらとしたが、その間にも雨は降ったりやんだりしているものの、本格的な雨にはならずにすんだ。お昼も過ぎ、空腹感も強くなってきたため、その存在を訪ねる前からネットなどの情報で知っていた『灯台ビュッフェ』に入ることにした。店内に入ると以前用いられていた大型のレンズが飾ってある(写真左三番目)。私は、灯台の立つ姿を追いかけている割に、灯台のレンズや投光器についてはまったくうとい。それでも現在備えられている小型の投光器とは比べものにならないことはわかる。このレンズから投光している姿を見てみたいものである。Mihonoseki7

雨も混じる曇天の中、初めて美保関灯台を訪ねた。既に多くの写真でその姿を見ていたが、実際に訪ねた今となっては、私が味わった時のみの記憶が残り、他の写真で見た姿は消えてしまったようだ。予定変更で足早に巡った島根県半島の灯台。必ずまた巡りに来るであろうから、その時は季節と天気を吟味して訪ね、もう少しお気に入りの写真を撮りたいと思う(写真右下)。

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