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2012年4月

2012年4月30日 (月)

島ヶ崎灯台(三重県)

Botantoudaiゴールデンウイーク真っ直中の今日更新する記事は、地元三重県鳥羽市の答志島Shimagasaki05にある島ヶ崎灯台(写真右上)であり、昨日4月28日に訪ねたばかりである。考えてみると、鳥羽の島々には、GWにばかり訪ねている。2007年には神島灯台に、2008年には菅島灯台を訪ねた。GWに遠出をする習慣のない自分にとって、日帰りで県内の灯台を訪ねるのは、最も充実した休日の過ごし方でもある。

Shimagasaki07chizu答志島は鳥羽港に近く、定期船で15分ほどで渡ることが出来る。島は東西に長く、島ヶ崎灯台へは、島の北西に位置する桃取港が便利である(地図左上:Mapfanより)。4年ぶりに鳥羽港を訪ねると、ターミナルが新しくなり、とても利用しやすい雰囲気に変わっていた。GWと言っても地元の利を生かし、早朝に訪ね始発の船で渡るため、駐車場をはじめ、ターミナルなどに人の姿は少ない。Shimagasaki01

桃取港につくと、地図を確認し、桃取小学校を目指した。その裏側からのルートが最も最短だからである。小学校の手前に灯台への道しるべが設置されてShimagasaki03おり、ちょうど小学校の裏側を通って山に向かう(写真右二番目)。すぐに左手に山に向かう道と、右手に畑沿いに進む道があるが(写真左中)、ここは方向的にも、直感的にも右手を選んだ。後で考えると、もし道を間違うとすればここくらいしかない。しばらくはずっと登りであるが、整備された遊歩道がそこから続く。ひとしきり登ると、答志島を縦走する遊歩道と合流している。私は、少し灯台とは反対の東側の遊歩道を登って、桃取港を見下ろしてみた(写真右三番目)。いつの間にかShimagasaki02かなり高くまで登っていたことに驚きつつ、晴天のGW、早朝からの心地よい汗と共に、景観や新緑を楽しみながら灯台を目指した。

一度少し下る途中にかなり巨大な貯水タンクがある。そこを過ぎるとアップダウンを繰り返して高圧電線の鉄塔に出る。船上から灯台を見たときに、その後方に大きな鉄塔が確認できており(写真左下)、もう少し先に灯台があるとわかった。鉄塔の立つ広場では一瞬進む方向に迷ったが、これも直感で進んだ右手奥に案内Shimagasaki08が表示されていた。

ほどなく細い道の右手に海が広がり、その先に灯台の姿が見えた。しかし右手の木々が邪魔して灯台の全景が見えづらい。幸いにも左手の断崖の手前に緑豊かな場所があり(柵を乗り越えて少し危険な場所ではあるが)そこからゆっくりと灯台を味わうことが出来た(写真右下)。灯台は、二段式に立っていて、船上から、つまり北側から見ると下段の部分が見えないため、スリムな形を想像していたが、実際には安定感Shimagasaki04のある形である。木々の隙間から北側の海も少し眺めることが出来る(写真右上)。

この日気温も高く、新緑の季節ですがすがしい。のんびりと写真を撮って時間を過ごしたが、菅島を訪ねたときに、帰りの定期船に飛び乗った記憶がよみがえり、半時間以上前には、港に向かうことにした。自宅には昼前には戻れて、GWの一日を充実して過すことが出来た。

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2012年4月17日 (火)

潜戸鼻灯台(島根県)

Botantoudai今回紹介する灯台は、島根半島の日本海に面した、ちょうど松江市の北に位置Sentohana1する潜戸鼻灯台(写真右上)である。以前紹介した多古鼻灯台の西側にあり、島根原発の東側にあたる(地図左上:Mapfanより)。

多古鼻灯台だけでなく、この時巡った島根県の灯台記事でしつこいくらい書かせていただいたように、時間的制約が厳しい中立ち寄ることができSentohana5chizuた。しかし慌ただしく立ち寄ったにも関わらず、ここを訪ねた思い出は爽やかで、ゆったりと巡れた気がしている。そう感じた理由は、この日巡った灯台の中では、訪ねやすい行程だったことも一因であるが、何よりもその景観から受けたものであるに違いない。Sentohana3

潜戸鼻の付け根部分まで車で行くことが出来、そこから徒歩となるが、鼻を一周する遊歩道が整備されていて、しかも日本海を異なった角度から楽しむ事が出来る(写真右中)。しかもそれほど草木が茂っておらず、見晴らしも良い。私は十分にその景観を楽しみながら灯台周辺を味わうことが出来た。ちょうど灯台の海側Sentohana2は、なだらかな岩場となっていて、少し海に近づく事も出来る。岩場から灯台を見上げると、岩の隙間から延びた夏草の緑と、少しだけ顔を出している青空に映えて立っている(写真左下)。やはり灯台は自然に溶け込めるな~と感じた。灯台の東側に、枯れ木が数本立っていた。日本海から吹き続く風をその姿から感じ取れそうであった(写真右下)。

天候はこの後下り坂で、目的としていた夜の日御碕灯台では雨に降られSentohana4てしまったが、まだこの時は、曇天の合間から青空が顔を出すときもあり、潜戸鼻灯台の爽やかな景観を楽しむことが出来たことに感謝しつつ、慌ただしい灯台巡りの中、少しだけのんびりと過ごしていた。

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2012年4月 2日 (月)

お気に入りの景観:灯台巡りにて

Botanomake 『私の灯台巡り』のコンセプトは、灯台の立つ風景を追い求めることです。灯台ほど風景に溶け込む人工物は無いと思うのですが、今回は、灯台に関係なく私が気に入ったお薦めの風景を紹介することにします。既に灯台記事の中で紹介したり、掲載した写真もあるかもしれませんが、灯台ではなく、周辺の景観として選びました。景観とは、季節や天候によって異なる姿を見せ、受ける印象も変わるものですが、あくまでも私の訪問時での印象と言うことでご理解ください。Sadosekimisaki3

新潟県佐渡、関岬周辺の景観:初秋に渡った佐渡。天候にも恵まれ、存分に灯台巡りを楽しむ中、ここ関岬は灯台より、景観の印象の方が強い。山の頂上は平坦でキャンプ場となっていて、そこからもう少し海側の高台に登った所に灯台が立っているのだが、そこからは、北東、南西に延びる佐渡の日本海が見渡せる。後で訪ねた弾埼灯台周辺の景観も良かったが、あくまでも灯台がセットであり、ここ関岬は景観に惹かれたと言えそうである。

Satamisaki4愛媛県佐田岬周辺の景観:初春に訪ねた。佐田岬灯台は、特にお気に入りの灯台であるが、岬の先端に立つ灯台に至るまでに楽しめるいろんな景観も、お気に入りの要因となっている。特に途中の左手から見える景色は私の目にとまった。海の色や岩肌の色など、初春の日ざしに照らされた配色もすばらしかった。

福井県押廻埼周辺の景観:訪ねたのは、ずいぶん昔になる。猿のOsimawasi04群れと遭遇した記憶が強い押廻埼灯台であるが、そこに至る遊歩道の途中で、右手に音海断崖を見ることが出来る。断崖としての高さは日本有数で260メートルあり、後から知ったのであるが、そこを観光する船も出ているらしい。その時は灯台を目指して歩いていただけで、まったく断崖のことは知らなかっただけに、その景観を見たときは感動であった。写真が今ひとつなのが、残念ですが。

Kamodamisaki08a徳島県蒲生田岬周辺の景観:車で訪ねたのであるが、そこに続く道のりは細く、蛇行している。公共交通機関では、もっと大変かもしれない。しかし岬周辺は意外と整備されていて、駐車場もあり、そこから整備された歩道を歩きながら景観を楽しめる。最後に急な階段を登ると、ポツンと蒲生田岬灯台が立ち、ここから180度以上広がる海が見渡せる。左手には瀬戸内海の入り口にあたる伊島も見え、島の灯台まで確認できた。この景観はパノラマと言う言葉がピッタリである。

三重県楯ヶ埼周辺の景観:私の地元三重県で、知られざる景観のNigishima9名所としてお薦めするのが、二木島灯台が立つ楯ヶ埼周辺である。千畳敷と呼ばれる岩の連なり、そして急峻な崖の埼などすばらしい景観である。特に公共交通機関では訪ねにくい場所であり、車で訪ねることになるが、この景観を見るためには、更に半時間ほどの歩きが必要となる。しかし、汗を流してでも見ていただく価値のある景観です。

今回は、5箇所の景観を紹介しました。選ぶ時に、灯台から風景を思い出しており、その意味では、灯台が風景に溶け込んでいることを改めて確認しました。他にもお薦めの景観があり、お薦めの灯台の立つ風景と同じ意味になるかもしれませんが、今後も『おまけ話』として紹介していきます。

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