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2012年6月11日 (月)

大岬灯台

Botantoudai今回も島根県の灯台を紹介します。これだけ島根県の灯台が続くと、『さぞかし、島Oomisaki4根県は詳しいのでは?』と思われがちであるが、実は松江・出雲・石見と言う名称以外は頭に浮かばず、更に津和野が島根県と言うことも知らなかったのである。今回、地名すら知らなかった浜田・江津・太田という町を海岸線に沿って移動して、大崎ヶ鼻という岬に立つ、大岬灯台にたどり着いたのである(写真右上)。

Oomisaki6chizu2こんな表現をすると地元の人にお叱りを受けるかもしれないが、浜田市を出発して、出雲方面に向かって東に移動していくと、町の景色も徐々に賑わってくる様に思える。宍道湖を中心とした出雲・松江周辺が中心地であることは間違いないであろうが、そう感じた理由のひとつは、自動車道の案内表示のためかもしれない。山陰道は、江津から出雲の間はつながっておらず、そのため江津を過ぎると、出雲インターまで〇〇kmと言った看板が増えてくる。賛否両論がある自動車道であるが、それが与えるイメージは大きいみたいだ(地図左上:Mapfanと国土地理院地Oomisaki2図より)。

港町を抜けて、漁業水揚げ作業場の前の道路が幅広く、岬側に階段を見つけたため、そこに車を止めた。木々に囲まれた場所に出たのだが、灯台の立つ方向に進むと、斜面を利用して墓地が広がっていた(写真左中)。しかし、その墓地の上方に灯台の案内の看板が見える。失礼とは思いつつ、墓地の中の道(迷路のようであったが)を何とかOomisaki5抜けて、灯台につながる階段下まで進んだ。天候は時々小雨がぱらつく曇天。登り切ったら出会える灯台の風景を想像しつつその階段を上がった。

整備された広場が灯台の左手にあり、正面には見晴らしの良い海の景色が広がっていた(写真右中))。晴天であれば、遠くまで海原を見渡せ、同時に灯台の姿も視野に入る、私好みの景観である。それでも、左手につながる江津方面の景色は見ることができ、与えられた今日の天気に満足しつつ、しばらく景色を、そして灯台を味わった。登ってきた方角を振り返ると、ここが大崎ヶ鼻と言われる如く、町の両側に海が広がり、本当に突き出た岬であることがわかった(写真左中)。Oomisaki3

広場の左端に、個人が持ってきたと思われる木製の椅子が、ちょうど景色を眺めるためのように置かれていた(写真右下)。間違いなくこの景観を愛する人が持ってきたのであろう。私もそこに座らせていただき、しばらく曇天ではあるが景色を楽しんだ。

Oomisaki1灯台には、燈光会ではなく、第8管区海上保安部が作成した案内表示が設置されていた。そこには、この灯台の50周年を記念して、1999年に近くの小学生がタイムカプセルを保管したことが記されていた。2024年11月に開けられるそうである(写真左下)。

どの灯台にも歴史を感じさせられることが多いが、この灯台の歴史的役割が1つ増えたわけである。ロマンを感じつつも、その頃もう一度訪ねられたら・・・と考えずにはいられなかった。

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