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2013年7月31日 (水)

牛窓港灯台(岡山県)

Botantoudai日本のエーゲ海としてPRされている岡山県の牛窓。以前に初夏の晴天に訪れたこUshimadokou01とがあるが、確かにどこかにリゾート地の雰囲気が漂っていた。と言っても海辺で感じたのではなく、オリーブ畑が有名で有り、近くに建つ白亜のホテル(泊まってはいないのだが)でそう感じたのである。今回は、梅雨の季節に訪ねた牛窓港灯台をUshimadokou07記事にまとめるが、残念ながらエーゲ海と言った雰囲気は味わえなかった。

梅雨が近い日、「曇りのち晴れ」の天気予報に見事にだまされて、岡山県まで足を伸ばした。時間的にはあまりかからないが、レンタカーを直前に予約したため少し不Ushimadokou02安な気持ちで岡山駅を降りたが、空模様が不安な気持ちを生んでいたのかもしれない。無事レンタカーを借りて、牛窓に着いたのは、お昼前だった。

牛窓港灯台は、フェリーで結ばれた「前島」に立っている(地図左上参照:国土地理院より)。フェリー乗り場、と言っても半時間おきにあるため駐車場はそれほど広くなく、一度通り過ぎてしまい、Uターンして列に駐車した。車を止めて降りると、石垣にもたれかかった老婦人二人から声をかけられた。『あの船が来るのかい?』指さす方向に、前島があり、フェリーと言うより連絡船らしい船が見える。『ごめんなさい。Ushimadokou03地元の者じゃないのでわかんないけど、そうみたいですね』との答えから話がはずんだ。この二人は、前島の民宿が行なっている海鮮魚の昼食を食べに行くらしく、倉敷からみえたそうである。私が三重からと聞くと、ますます話が盛り上がったが、一人の婦人が腰痛を訴えたため、船が来るまでレンタカーの助手席に座っていただいた。私は外で窓越しに話すと言った光景は後から考えると滑稽だったかもしれない。Ushimadokou04

島から船が移動し始めると、すぐにこちら側に着き、話し込んでいた老婦人も乗り場に向かわれた。『ありがとうね』と言って、私の手に飴とキャラメル、袋に包まれたあられを渡してくれた。駄菓子の詰め合わせと言った雰囲気に微笑んでしまった。10分ほどで島に着くため車内から降りる人はいない。島に着いてからも係員に手際よく誘導され、すぐに移動である。港から迷うことも無く、牛窓港灯台がある海岸に着いた。

Ushimadokou05灯台は晴天であれば異なった雰囲気を見せてくれたかもしれないが、これまで訪ねた漁港などに立つ灯台と同じ印象であった。小雨もぱらつき始め、早々に港に戻り帰りの船に乗り込んだ。島での滞在は1時間程度であった。

牛窓には歴史的な燈籠堂がある。国土地理院の地図では、燈台として表示されているたUshimadokou06め、当初は燈台がもう一基あるのかと思っていた。せっかくなのでそこを訪ねて、もう一度牛窓港を見渡してみたが、やはり天気のためなのか、エーゲ海のイメージは浮かばなかった。しかし、倉敷からみえた老婦人お二人との会話は、旅のエッセンスとしては十分で有り、更に、家内に頼まれていた食用のオリーブオイルと美容用のオリーブオイルを入手したことで、特別な場所を訪ねたという気持ちになって帰路についた。

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