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2013年9月25日 (水)

津埼灯台(長崎県)

Botantoudai_2灯台を目指しているとき、私はあるイメージを抱いている。『海沿いの道を走り、そのTsusaki2先に見える岬の先端に白亜の灯台』である。しかし、現実はそんなに甘くない。ほとんどの場合が、海は見えても灯台の姿は森に囲まれた奥で、そこから山歩きで、灯台が見えるのは木々をかき分けて進んだその先である。時には、海を見ることもほとんど無く灯台にたどり着いてしまう。思い出せば、車の移動だけで、全く苦労せずにたどり着いた茨城県の鹿島灯台では、訪ねる途中も、そして着いてからも海をTsusaki5見ることは一度もなかった。今回紹介する津埼灯台(写真右上)でも、ほとんど海を見ることも無く灯台に到着したのだった。

長崎県の灯台は島へ渡らないと行けない場合が多く、陸路で行ける灯台ではあっても、海は間近に迫っているイメージだった。それだけに、海をほとんど見ることも無く、灯台が目前に見えたときにはある意味で驚いた(写真左上)。車から降りて、少し背伸びをすれば、後方にかろうじて海が見えたのであるが(写真右中)、灯台の背後に広がる海と言った、私のお気に入りの景観は難しかった。Tsusaki3

佐賀県の伊万里を出発し、当初佐賀県と思っていた長崎県の福島(島の名称)にある初崎灯台を巡った後に、津埼灯台を目指した(地図左中:Mapfanより)。この日平戸や生月島へ足を伸ばす予定も有り、猛暑だったこの日、海を見ることは無かったが、山歩きをせずに灯台にたどり着けたTsusakichizu6のは、体力を温存できたという意味では幸いだったのかもしれない。畑の間や民家の間の道路をナビに従って進むと、徐々に登り坂となり、岬に登ったのかな?と思った瞬間、正面の道路向こうに灯台の姿を見つけた。

津埼そのものが、高台となった埼なのであろう。周辺に木々や草が茂っているために視界に海は無かったが、少し道を歩いて進むと、下りになりかけた所から海は確認できた。後Tsusaki6からGoogle Earth(写真右下:Googleより)で見てみたが、やはり埼の周辺は緑が濃く、視界が遮られているのであった。灯台に登って見渡したい衝動にかられるが、登れる灯台ではない。比較的大きな形状ではあるが、点滅灯の小型の灯台であった(写真左下)。

Tsusaki4次に平戸方面へ足を伸ばすことを決めていた自分は、滞在時間も半時間以内と短く、周辺を少し散策しただけで車に戻って灯台を後にした。しかし不思議なものであり、海が見えなかった灯台として、記憶にはしっかり残ったらしく、旅を終えて自宅に戻りパソコンに向かって最初に調べたのが、前で紹介したGoogle Earthの津埼であった。

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