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2013年11月26日 (火)

樺島灯台(長崎県)

Botantoudai今回は、長崎県の最南端、野母崎にある樺島に立つ樺島灯台(写真右上)を紹介Kabashima05する。佐賀県の伊万里を出発し、陸路でつながる長崎県の北から平戸方面を回って、その後西岸を南に進み、最南端まで下ってたどり着いたのである。訪ねた2013年8月の盆過ぎは、連日猛暑が続き、自称晴れ男の私も少しバテ気味で巡ったのである。

Kabashimachizu12010年の夏に、今回訪ねた野母崎から天草灘を隔てた熊本県の天草諸島を巡った。あの時も暑かったが、今回はその暑さを上回っていたはずである。ただ熊本で体験した『まむしの恐怖』は、ここ長崎県では看板も目にすることはなく、蛇を気にすることも無かったので、軽装で巡れた分だけ楽だったかも知れない。Kabashima07

しかし野母崎への道は長かった(地図左上:Mapfanより)。長崎湾を越えて、長崎半島を南に進むに従い、観光色は薄くなる。遠く右手に高島や別名軍艦島が見える海岸線を進み、脇岬から樺島につながる橋を渡って島に入るが、そこからは、とKabashima04ても対向車とはすれ違えない道幅の山道(舗装はされている)を走ることになる。「たどり着けるのかな?」「対向車が来たらどうしよう?」などの不安を抱えながらカーブに次ぐカーブの道を進むと、やがて灯台の駐車場に到着できた。(写真右二番目:道の途中で開けた場所、遠くに灯台が見える)

しかしここで予想外にも5名の人と出会ったのである。3名は作業服姿で、明らかに作業のKabashima06休憩中といった感じで、日陰で一服していた。「珍しいなー、観光かい?」と声をかけられ、「灯台巡りです~」と答えたが、3人とも納得していなかった。おそらく灯台巡りという行動は彼らの頭には無かったのであろう。灯台に向かって歩いて行くと、今度は白いカッターシャツにネクタイ姿の二人に出会った。駐めてあった車に『サイネックス』と書いてあり、その名前に記憶がある。確か自宅医院のKabashima03広告を載せないかと持ちかけてくる地域の地図を発行している会社名であった。おそらく道の確認のためにこの灯台まで調べに来たのであろう。それにしても、灯台には似合わない姿だった。

灯台は、駐車場側から門を入ると左手に立ち、右手は昭和46年まで灯台守が使っていたKabashima02建物(今は資料館)がある。通路を進むと海側に広い敷地が有り、ちょっとした展望台まで作られている。いったいどれだけの人がここを訪ねているのだろう?と不思議であった。しかし目線が高くなり灯台とその背後に広がる海も眺めることができて写真撮影には好都合である。のんびりと写真撮影をして、周辺の海もゆっくりと見渡した。南東には天草諸島がかすかに見える(写真左2番目)。3年前に訪ねた光景が次々と思い出されて、しばらくであるがKabashima01時が止まっていた。

灯台は昭和7年と歴史は古い。外観は兵庫県の余部灯台に似ていると感じた。周辺は柵に囲まれているが、海側から見ると木々に囲まれて、灯塔の部分だけが顔を出している。灯台には資料館(冷房も無く、地獄の暑さだったが・・・)があり、道さえ整っていれば十分に観光地になるかもしれない。しかし、不安を抱きつつもたどり着いた私としては、「このままでLet it be」だった。(写真左3.4右3.4番目)

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