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2013年12月

2013年12月16日 (月)

平戸周辺の灯台と景観

Botanomake今回は、2013年夏に巡った長崎県の灯台巡りから、平戸での灯台関連写真と、その周辺の景観を紹介したい。と言うことで、今回はおまけ話としてまとめる。Hiradochizu

Hirado1平戸という地名は有名である。ザビエルという名前は小学生でも知っていることもあり、歴史に興味がある者やキリスト教徒であれば勿論であろう。また歴史上長崎は、江戸末期には重要な地であり、その一つとして平戸の名前が挙げられる。現在は大橋が架かり、陸続きで渡ることが出来る。Hirado2

平戸に渡った自分は、先に生月島へ渡り生月長瀬鼻灯台などを巡った後に平戸に戻り、ゆっくり観光をすることにした。まず向かったのが平戸城が建つ亀岡公園である。亀岡神社に近接しており、城は別名亀岡城とも言う。暑い日射しの中階段を登って城を訪ね、城に登ってみると、平戸瀬戸と言われる海峡やそこHirado9から入り込んでいる平戸港が一望できる。平戸瀬戸の正面に黒子島が見え、その北側には広瀬島に立つ二つの灯台が目に入った。

付け合わせた知識であるが、この城は山鹿流という忠臣蔵(赤穂浪士)などでHirado3よく耳にする山鹿素行の流れの軍学に基づいて作られた城であると知った。派手さの無い城ではあるが、三方が海に囲まれた自然の要塞とも言えるこの平山に建ち、存在感は大きい。城での景観を楽しんだ後、ぶらりと港周辺を散策した。お盆を過ぎて、観光客は減ったようであるが、それでも多くの人がいる。常夜灯が港のHirado4北側にあることを知り、訪ねようと考えたが、既に夕刻を迎えており、翌朝訪ねることにして、宿に一度入ってから、カメラ片手にもう一度港周辺を散策することにした。

オランダ塀坂を登ると、ザビエルの墓や三浦按針の墓がある。街並みは風情があり、異国Hirado8情緒を持ちながらも、日本らしさもある。夏の太陽が西に暮れる前に、一件の西洋食堂に入ってハンバーグ定食を食べることにした。ビールが喉に嬉しかった。

翌朝日の出前から、もう一度港周辺に出て、常夜灯を訪ねた。残念ながら常夜灯に火はHirado6入っておらず、形だけであったが、平戸瀬戸に目を向けると広瀬島の灯台が点滅していた。かなりの遠方で三脚も望遠レンズも持っていない状態での撮影は厳しい。しばらく時間が経つと、急に周辺が明るくなりちょうど黒子島の上から朝日が顔を出し、オランダ商館に朝日が当たった。茜色に染まりきれいであった。

平戸の歴史は、私の中では江戸時代末期からしかなかった。しかし城Hirado5を訪ねたときに知ったのであるが、築城を始めたのは安土桃山時代である。豊臣秀吉と親交が深かった松浦鎮信は、江戸幕府からの嫌疑を晴らすために完成目前にして火を放ったそうである。ふと朝日が当たる城を眺めながら、城が燃え落ちていく姿を想像していた。(写真の順番に意図はありません)

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