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2014年1月 2日 (木)

大碆鼻灯台(長崎県)

Botantoudai今回紹介するのは、長崎県の平戸、生月島の最北端に立つ大碆鼻灯台(おおばえOobae02はな灯台)である(写真右上と地図左上:Mapfanより)。既に紹介した生月長瀬鼻灯台 では、猛暑の中でかなりの距離を歩いて訪れたが、その間まったく人に出会わなかった。しかしここ大碆鼻灯台は、観光地と言うことも有り、広い駐車場も整備されていて、多くの人が訪れていた。

Oobae06cnizu長瀬鼻灯台の記事にも書いたが、生月島の景観を楽しむなら、西側の道を走るべきである。新たに農免道路として開通した道は整備され気持ちよいだけで無く、右手に岩山、左手に海岸線を楽しんでドライブができる。島の北端である大碆は、その景観が壮大で有り、このため観光地になっていると言える。特に「塩俵断崖」と呼ばれる、塩俵状の岩が連なって形成された断崖は有名で、大碆鼻灯台の少し南西手前に、ここを見るスポットが有り、横に広い駐車場も整備されていた。Oobae01

私が車を止めてその断崖にカメラを向けていると、後ろから声をかけられた。『写真を撮るなら、あちらの奥がいいですよ』 60-70歳くらいの女性が、駐車場から少し南側の草原を指さして教えてくれた。紫色のエプロンをした女性は他にも数名いて、駐車場の南側に建てられた簡易のテントで、アイスクリームやジュースなどを販売していた。「ありがとう。行ってみますよ」と返事しながら、まずはそのテントに近づきソフトクリームを買うことにした。同年代の女性が5名ほどで販売していた。『今日は特に暑いかOobae05らね~』と交わした会話から、三重県から来たことや灯台を巡っている話など会話が続いた。ここを訪ねるのは家族連れか高齢夫婦が多いらしく、中年男性一人というのは珍しいそうである。まっ、当然かも知れないが・・・。そんな話をしている間にも舐めていないと、どんどんソフトクリームは溶けていく。結局ソフトクリームはテントで立ち話をしている間に無くなった。教えられたスポットに向かい、カメラを構えると、確かに角度も良く見事な景観を呈していた(写真右中)。車に戻ろうと歩いOobae03ていると、テントから『灯台からの帰りに、また寄ってね~』と年齢以上の黄色い声をかけられ、右手を上に突き上げて答えてしまった。

大碆鼻には下と少し登った所の二カ所に駐車場がある。下の駐車場は驚くほど広いが、楽を選んで上の駐車場に車を止めた。人の姿がどの角度からでも目に入る(写真左中)。灯台としてはそれほど大型ではなく、照射灯が着いている程度なのだが、登れる様になっていた。何Oobae04度か紹介したが、登れる灯台として、ここは含まれておらず、ただ展望台として付いているのである。もっとも観光客には好評のようで、ほとんどの方がここを登って景観を楽しんでいた。照射灯が照らす海上の岩礁の遙か向こうに、かすかに風車の姿が見える(写真右下)。的山大島である。島の多い長崎県で、船を使って灯台巡りをする日はいつになるだろうか?などと考えながら、人のいないチャンスを待って灯台の写真を撮った(写真左下)。

この日は本当に暑かった。帰りに約束通り立ち寄った紫のエプロン女性のテントで飲んだジュースは冷たく喉にしみた。その感触は今でもしっかりと残っている。

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