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2014年3月10日 (月)

伊王島灯台(長崎県)

Botantoudai前回伊王島周辺を紹介してから、まとめるのが遅くなってしまったが、今回は、伊王Ioujima03島灯台その物(写真右上)を紹介する。前回も書いたが、伊王島は、この長崎県の灯台を巡る旅の中でも、最も楽しみにしていた灯台である。灯台に興味のある方ならご存知であろうが、伊王島は、観音埼灯台野島埼灯台などと同じで、明治三年に日本で最初に立てられた西洋式灯台の1つである。もちろんその後立て替えられているが、その立地条件からの景観などはやはり深味を感じる(と言っても灯台好きの自分だからなのだIoujima01が・・・)。

前回紹介したように、車での進入が禁止されている伊王島灯台への道をレンタサイクル(電動アシスト付き)でスイスイと進んで到着した。見下ろすような形で広がる景観の中に伊王島灯台の姿を見て、『あー猛暑の中、長崎県まで来て良かった~』と思わず声が出た。私以外に時々観光の人はいても、短時間で戻って行かれる。そんな中、私はゆっくりと隅々まで歩いて回って、景観を楽しみ写真を撮った(汗だくになりつつペットボトルをぶら下げ)。Ioujima02

近づくと、見下ろして見えていたより正面の道は太く長く感じた。海を少しでも多く入れて撮りたいため、木につかまって不安定な足場に登り、正面像を撮影した(写真左上)。近づいて見上げると、なんとも安定感のある灯台である。どこかの灯台と類似点や比較をしようと思い出したが、これまでに記憶に無い形状である。あえて言うなら、安井埼灯台友ヶ島灯台を乗せたような形と言うべきなのか?海側に回って顔を見上げると、ちょうど逆光となり、照射器は見えにIoujima05くい。しかし海側にゆとりが有り、そこには周辺の地図が石版となって設置されていた(写真右中)。

海に向かって左手には、その昔職員が利用した建物が県指定の有形文化財として残っている(写真左中)。この当時の有名な灯台を全て設計したプラントンが同じく設計した無金コンクリート造りだそうである。地震には弱そうだなどと考えてしまった。建物の脇から灯台を見上げるとかなり高い位置にある。夏の色に覆われた灯台の姿は、やはり力強く感じられた(写真右下)。Ioujima06

のんびりとと言いたいところであるが、かなりの猛暑で汗を流しながらゆっくりと景観を眺めつつ、レンタサイクルを駐めたところに戻ることにした。もう一度振り返って見下ろすと、やはり絵になる景色である。今年の年賀状はこれにしようと決めて(既に今年賀状として利用した)自転車に戻って、ペダルをこぎ始めた(写真左下)。

Ioujima08ここで紹介することではないが、灯台からの帰りは、ほとんどが下りである。ギアを落としてペダルをこぐと、電動アシストが働き、面白いように加速する。いい気になって飛ばして戻ったのである。レンタサイクルを返却して、凍ったペーパーおしぼりを出してくれた親切なかき氷屋台のおじさんと立ち話を終えて、近くのベンチでかき氷を食べているときに、胸に入れてあったメガネを落としていることに気づいたのだった。徒歩で探しに戻ったが見つからず、レンタサイクルの爽快さは、この時は完全に失われていました。

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