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2015年7月24日 (金)

虎ヶ埼灯台(山口県)

Botantoudai_2前回の神島灯台の記事から間隔が開いてしまったが、今回紹介する虎ヶ埼灯台(写真右上)は、春に訪ねた山口県の萩周辺であり、4月に紹介した玉江港灯台から北東の方向にある。萩の城下町をToragasaki5_2北東から見下ろすようにある笠山がある半島で、その先端が虎ヶ埼である(写真地Toragasaki6_2図左上)。

玉江港灯台でも書いたが、萩を中心に巡った二日間。初日は雨で、二日目は晴天だった。雨の中、どうせ洞窟の中ならと、まず秋芳洞を訪れ(写真右中)、その後に虎ヶ埼灯台に立ち寄ったのである。ここは椿が有名で、ヤブツバキの群生林があって、2-3月の晴天であれば散策すると楽しいはずである。私はと言えば、間違ってこの群生林を巡る道の方に進んでしまい、雨風と戦いながら歩いたので、楽しかったとは言えないのだが・・・。Toragasaki2

間違いに気づいて戻って灯台にたどり着くと、とにかく強風に混じった雨。雨滴がレンズに付いて満足な写真がなかなか撮れなかった。それでも被写体にかぶToragasaki3らないように傘の角度を調節しながら写真を撮った。これが案外大変なのだ。左手でカメラ、右手でシャッターを押すから、脇に挟んだ傘の枝を首筋なども利用して固定する。ところが風が強いと容易に回転しながら被写体の前に現れるのである。

虎ヶ埼灯台は、松などに囲まれ、その向こうに一部砂浜もあるが多くは岩肌で海岸線となる。比較的よく目にする小型灯台の立地条件であるが、ふいに宮城県の岩井埼灯台を強く思い出した。もう6年前に東日本大震災の前に訪ねた灯台で、立地的に気仙沼港につながる南側の埼である。震災でどうなったか、その後訪ねておらず、もう一度訪ねたいとToragasaki4_3思った。しかし、他にもよく似た立地条件の灯台は多くあるのに、なぜ夏空の晴天下で松林の間にそびえる岩井埼灯台を今思い出したのかは自分でもわからなかった。

灯台から海側に進んで、傘を脇とあごで固定し、風に吹かれて岩の上でグラグラ揺れながらも踏ん張って写真を撮り終えると、ゆっくToragasaki1りと来た道を戻って車に収まった。上半身はレインウエアを着ていたが、下半身はずぶ濡れになっていた。風邪をひかないように車内で履き替えている姿が、我ながら滑稽だった。

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