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2016年4月 4日 (月)

伊豆大瀬埼灯台(静岡県)

Botantoudai_2また、かなりの期間が空いてしまった。多忙を理由にするつもりはないが、なかなかIzuoosezaki2_2灯台を訪ねる機会を持てず、従ってブログ更新も滞っていた。今回は、昨年夏に訪問した伊豆の大瀬埼灯台(右上写真)をまとめることにした。

Izuoosezaki5_3大瀬埼は、伊豆半島の西側で、以前紹介した戸田灯台より北側、つまり伊豆半島の付け根に近い内陸となる。これも以前同じ事を書いたが、伊豆半島の西側は、観光地として確立している東側に比較して明らかに道路整備は遅れていて、道は狭い。この日の天候も影響しているのだろうが、何となく暗いと言う印象を抱いて大瀬埼に到着したのであるが、西側が暗いなんて感じた自分を直ちに否定することになった。

Izuoosezaki1_2車を停めて大瀬海水浴場から大瀬神社に向かって歩き始めると、海水浴を楽しむ家族連れや子供たち(どこかの地区からの団体なのか、同じ海水帽をかぶっている)。そして多くのダイバーが楽しそうに語らう周りには、浜狭しと酸素ボンベが並べられ、活気にあふれている。一気に気分まで明るくなる若い女性ダイバーのはじけるような声、ふざけあって遊ぶ子供たちの笑い声。海に入るという格好ではない自分が逆に目立っているようであった。

Izuoosezaki3_2大瀬神社は歴史も古く、そこを通り過ぎて(写真左上)埼を進むと、ご神木がある。樹齢1500年以上だそうである。そこから海側に向かうと、石がころがる海岸線に出るが、そこに大瀬埼灯台が立っている。正面に見事な富士山・・・とはこの日の曇天ではいかないが、かろうじて山の姿は見える(写真右2.3)。本当に晴天なら正面にその姿が広がっているはずである。

Izuoosezaki4_2ここ大瀬埼(写真左下)は、伊豆半島の付け根の部分で有り、ここから北側は田子の浦として広がっている。その意味では小さな灯台ではあるが、重要な灯台なのだ。そう思いながら、伊豆半島をもう一度頭に描いて考えてみた。清水港や田子の浦漁港、そして沼津港のある駿河湾。熱海、小田原、茅ヶ崎、そして鎌倉に続く相模湾。その間に位置する伊豆半島。人が作った交通網により西と東を意識していたが、それ以前に各々の地形や特色にIzuoosezaki6_2沿って、人が新たな歴史を作ってきただけである。富士から見下ろす伊豆半島は何ら変わっていないはずであった。帰りに大瀬浜方面を見ると、各スポットに向かうダイバーたちが目に入った。陸路を、ただ伝って歩いて移動している自分が小さく感じられた(写真右下)。

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