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2017年7月

2017年7月22日 (土)

高山岬灯台と白瀬照射灯(山口県)

Botanomake 今回は、おまけですが、一応灯台の写真もあるので、カテゴリーは中国地方の灯台として記事をまとめました。1年以上経ったのですが、たどり着けなかった後悔が心のどこかにあって、とりあえず記事にしておくことを思いつきました。そうです、今回はたどり着けなかった高山岬灯台と、その途中に立つ白瀬照射灯を紹介します。

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島根県との県境に近い日本海側に高山と言う名の山がそのまま岬を形取った様な丸い岬があり、その先端が高山岬と名付けられています。道は西側からのアプローチとなりますが、そのほぼ終点の道から、遠方に高山岬灯台を見つけたのですが、そこへの道を探している間に、帰りの時間が来てしまい、遠方からの写真のみとなってしまいました。この時、萩からレンタカーを跳ばして是非とも訪ねたいと思って来ただけに、凄く残念で、しかも姿が見えただけに、後ろ髪を引かれる思いで引き返したのをしっかり覚えています。(ちなみに、この日時間を気にして新山口駅まで戻ったのですが、駅で1時間以上時間を潰しており、十分訪ねる時間があったというオチをここで書いておきます)

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高山の西を進む道は、すれ違うのも困難な細い道で、実際2台(少ないか多いかは別として)とすれ違い、かなり苦労した。それでも進むと、左手に白い灯台?が見えた。いや、近すぎると思って、車から降りて訪ねてみると、照射灯だった。白瀬照射灯と立派なプレートまで入った、白亜の灯塔を持つ照射灯である。少し後方に下がって照射先を見ると、確かに岩礁が海から突き出ている。しかしどう考えても光の進む方向には木があり、枝に光が当たっているのでは?と思えた。これから葉が茂る季節になると照度が下がりそう・・・などと思いながら、車に戻り更に道を進んだ。途中左手に高山岬灯台の姿が見え隠れしたが、直線的では無くルートがあるとは思えないため、更に車を進めた。すると田畑の向こうに前方の小高い山の頂上に高山灯台が見える場所に到着した。もう少しとばかり車を進めたが、行き止まり。徒歩で向かおうとしたが、アプローチする道がわからない。時間など気にしないいつもなら、まずは方角が決まれば、誰かが通ったと思う山道に踏み込むのであるが、時間を気にしているとその決断さえできない。結局タイムオーバー(と、この時は思った)。写真を望遠で撮り、悔しさを何かにぶつけることもできず車に戻り、来た道を引き返した。

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事後談になるが、多くの灯台好きの方がアップしている灯台のサイトで、高山岬へのルートを紹介しており、途中の灯台が見えるところから道があるとありました。つまり私がアプローチしようかと思っていたルートは全くの獣道になっていた可能性があったわけです。

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それでも、これまで幾度となく、本来の道とは別のルートででもたどり着いてきた灯台。思い出せば京都の博奕岬灯台(ばくち岬)では、自衛隊の敷地内であり、不法侵入を意識して道を進まず、崖を登って転落しかけたこともあった。歳をとって勘が鈍ったのだろうか?それとも時間というプレッシャーに負けたのか。再訪は今のところ考えていないのだが・・・。

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2017年7月17日 (月)

都井岬灯台(宮崎県)

Botantoudai_2 今回紹介する灯台は、雨天の中訪ねた宮崎県の都井岬灯台である。幸い訪ねた時間帯は薄日も射してはいたが、放牧された岬の斜面で草を食べる馬たちや水平線を背景に灯台の壮大さを味わうにはあいにくの天気だった。

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さすがに観光地である。向かう道路標識も親切で迷うこともない。都井岬は宮崎県としては最南端の灯台であるが、それ以上に景観が素晴らしい。できるだけ考えないようにしたが『天気が良ければ・・・』と幾度となく頭を横切った。それでも放牧された馬たちが、車にも慣れているのか、道路に出てきて窓越しに相手になってくれて、私の心の雲は少し取り除かれた気もした。

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登れる灯台は既に紹介しているが、日本に15基あり、この都井岬は登れる灯台である。今回で13基目を征服したことになる。あと残すは静岡県初島灯台と沖縄の平安灯台である。登れる灯台と言うことは、お金がかかる灯台という意味もある。日本中の灯台を巡ってきた自分にとって、灯台は自由に訪ねられる場所であってほしいが、登れるとなると入場料は目をつむる。しかしそこが観光地となると駐車場代がかかるところもある。都井岬は駐車場代は必要ないが、一帯に侵入する際に寄付と言った形で通行料が必要である。しかし放牧された馬たちの挨拶を受けると、当然とも思えるから不思議である。

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天気のためと平日の午後と言うこともあり駐車場には車は2-3台だった。前方に灯台の姿も見えている。早速灯台を目指し入場料を払って敷地内に入った。ソテツが並ぶ斜面の上に灯台があり、まっすぐに階段が付いている。階段を見上げた記憶は、愛媛県の佐田岬灯台が印象深いが、灯台の形状や周囲の雰囲気は全く異なる。階段を上り右手に海が広がり、左手(灯台後方)は展望台となっている。来る途中降り続いた雨も止み、少し薄日が奇跡的に射してくれた。この機会とばかりシャッターを切った。晴天なら水平線と青空を背景に灯台が引き立つのに・・・と、どうしても考えてしまった。

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昭和四年の初灯。歴史ある灯台であり、観光地。宮崎県の自然が満喫できるこの都井岬。鹿児島県の佐多岬とセットにして、必ずもう一度訪ねようと心に決めていた気がする。

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