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2023年3月

2023年3月14日 (火)

さあ!これから

Botanomake_20230314202901 コロナに、誰もが振り回された三年が過ぎ、マスクの着用が義務ではなく自己判断となった。更に5月には感染症2類から5類、つまり季節性のインフルエンザと同じ扱いとなる。医療従事者であり、発熱感染症外来を行ってきた自分としては、当初灯台巡りは人との交わりも少なく続けられると考えていた。しかし実際には列車に乗ったり、宿泊したりもあり、多くの方々が旅行も自粛していたこの3年間、やはり続けることは出来なかった。結果2021年の1月にアップして以来の記事となる。

既に、自分の中では『今度の旅行のついでに、あの灯台に立ち寄ろう』などと予定を考えつつある。そこで、これまでにほぼ日本中と言っても過言ではないと思う私の灯台巡りとして、これから巡りたい灯台、そしてもう一度訪ねたい灯台を簡単にまとめて、灯台への思いを綴ってみたい。完全に自己満足の世界であるが・・・

2023年3月現在で、まだまったく灯台巡りに訪れていない県は、実は大分県だけであるが、北海道や岩手県、宮崎県などまだ制覇とは行かないHdtouda045 県は多い。とは言え、青森県や千葉県、福井県や山陰地方はほぼ制覇している。何度もこのブログでも書いてきたように、有名な灯台を訪ねるのは、離島でない限り、比較的容易である。しかし一般の人が知らない灯台を訪ねようと思うと、道のない、草木が多い茂った埼や岬への山歩きは必須となる。40歳代の頃は怖い物知らずで、11月に熊出没注意の看板を見つつも踏み入ってきた。幸いこれまでは、猿やイノシシとの遭遇、崖からの転落の危機程度で済んできたが、昨今の状況は厳しく、熊出没のニュースなども多い。歳も重ね、俊敏性も落ちていると考えざるを得ないとなると、これからの方向性は自ずと決まってくる。つまり、比較的有名で、熊やイノシシ遭遇のリスクの低い灯台となる。

Hdtouda027 と、説明から入ってしまったが、どうしても巡りたい灯台の多くは、北海道にあり、車で訪ねやすい。地球岬灯台や神威岬灯台を訪ねたときのような感動が待っているはずである、襟裳岬や網走などは欠かせない。知床岬は船上からになるだろうが・・・などと思いは膨らむ。そして宮崎県である。都井岬しかまだ訪ねていないが、私が住む三重県同様南北に長い県であり、観光気分で巡れそうだ。そして踏み入れたことのない大分県では、関崎灯台である。対岸となる徳島の佐田岬灯台を訪ねて以来、この灯台を訪ねる日を楽しみにしてきた。再訪問をしようと思っているのは、一つは上記で名前を挙げた地球岬である。訪問時に曇天だったこともあり、次回は晴天の日没前に訪ね、海上を照らす姿を丘の上から見てみたい。そしてもう一つ再訪問したいのは、山口県の角島灯台である。これまた曇天だったこともあるが、決定的な思い出が何か足らないのである。角島灯台ほどの灯台であればも25 っとインパクトがあるはずなのに、何故か淡々と訪ねていた気がする。この思い出を書き換えておきたい気がする。

いやいや、こうやって文章にしているだけで思いがこみ上げ、一人その日を夢見てしまう。まだまだ灯台巡りでは童心でいられるようだ。

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