カテゴリー「おまけ話(灯台巡りでの)」の記事

2016年7月 2日 (土)

磯津港南堤防灯台(満月の夜に)

Botanomake 今回は、長い間ブログを更新できていないお詫び、そして次回までのつなぎのための記事で有り、全くのおまけ話です。

2015年度から、自分の本業以外に行政の事業に協力した仕事を引き受け、なにかと休日に所用が入り、更に私的な理由で自宅を長期間空けておくことが困難な状況が続いたため、必然的に灯台巡りの時間を持てずにいました。

Manngetsuyokkaichi2

行政がらみの仕事は引き続いているのですが、ようやく休みが取れる環境となったため、ボチボチではありますが、灯台巡り再開宣言です。そこで今回は、灯台巡りが出来ずにイライラする中で、せめて灯台巡りを味わいたくて、以前紹介していた三重県四日市にある磯津港南堤防灯台を満月の夜に訪ねましたので、その写真をアップして、『灯台巡りが終わったわけでは無く、しばらくお休みしていました』と案内を兼ねてアップしておきます。

磯津港南堤防は、既にブログで案内していますが、シロチドリ繁殖地で、草原(と言っても四日市コンビナートの近くですが)に隣接した堤防に立つ灯台です。昨年満月の夜(SuperMoon)に、明るすぎる月光の中撮ってきました。後から、『何も満月の日に月を入れなくても、望遠を駆使して、コンビナートを背景に遠近感を消して灯台の灯りを撮るべきだったなー』と反省した記憶は、いつもの灯台巡りでの写真の反省と変わらないな・・・と苦笑いでした。

Manngetsuyokkaichi1

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2015年4月12日 (日)

2014年度の反省、そして2015年の活動へ

Botanomake いつの間にか、2015年度が始まった。このブログに関しては、昨年夏以降新しい灯台を紹介できていない。理由は単純で、本来の医師としての仕事以外に、行政と一緒に行っている事業などが忙しく、更に休みが取れたとしても、家族との行事などが入って、ほとんど灯台巡りにあてる時間が取れなくなっているのである。とは言っても、家内と出かける機会があると、理由を付けて灯台に立ち寄る事があった。

Maisaka20151

休日の昼食に、浜名湖まで鰻を食べに出かけようと声をかけ、早朝に出て舞阪灯台に立ち寄ったり、水仙が綺麗だからと、福井県の越前岬灯台を訪ねたりした。しかしいずれも再訪で有り、前回訪ねた時から新たに記事にする内容や写真は得られなかった(写真は、全てその時のもの)。

いや当然なのかもしれない。

いつも灯台巡りは、灯台巡りで出かけていたのであって、ついでに・・・ではなかった。私の中の灯台への思いが強いほど、訪問の意味は大きくなるはずである。初めて舞阪灯台を訪ねた時には、鰻を理由にはしたが、目的は灯台巡りだったし、越前岬灯台にしても、水仙が目当てではなかった。

Echizen20141

同じ再訪の場合でも、お気に入りの立石岬灯台野間埼灯台であれば、ついでに・・・では無かった気がする。心のどこかに、再訪だから・・・とか、最近新たな灯台を訪ねられないから、とりあえず・・・と言った気持ちがあったのかもしれない。灯台を巡り、灯台の立つ風景を追い求めてきた自分としては、反省しなければいけない。けっして灯台のブログ記事を書くために巡っているのではなく、自然の中に唯一許されて立てられた人工産物、その自然に溶け込んだ灯台の姿を追い求めているのである。

新たな年度が始まるこの時期。今年度はどれだけ灯台巡りに時間が回せるか未定であるが、訪ねるからには、これまで同様の、私の灯台巡りの思いを抱いて巡っていきたい。そう思うのである。

Echizen20143

またその後は、このブログを訪ねてきてくれた方に、有意義な情報と灯台を訪ねたくなる様な、興味深い写真を多く提供できるようにしたいと思う。

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2014年3月31日 (月)

私の・・・と言えるもの

Botanomake 今回は、おまけ話でまとめます。皆さんは、私の〇〇と言える物をお持ちですか?勿論所有物であれば、私の車、家、服などいろいろあるでしょうが、そうでは無くて、実際には自分の物では無いけど、私の〇〇と言えるほどに、愛着を持って、或いは大切にして、或いMysakura1_2は頻回に訪れて、そう感じるようになった物です。

私は、私の〇〇と言える物を、幾つか持っています。人に自慢する物ではありませんが、今回はそれを紹介しようと思います。灯台のブログですから、私の灯台と思っている灯台がいくつかありますが、それは後回しにして、先に他の物から紹介します。

Mysakura2まずは季節がら、私の桜です。私は三重県亀山市に住んでおりますが、住まいは、市の南側を流れる鈴鹿川の近くです。もう十数年前から、早朝のランニングを日課にしていますが、鈴鹿川の堤防沿いに立つ桜の木が気に入って、その前を走ることが多いのです。この堤防は、一般の道ではないため、ほとんどの人はここを通りません。従って、このYogoko2chizu桜もひっそりと立っていますが、春のこの季節、桜が満開となると心躍る姿を見せてくれます。そして夏の日射しの中で木陰を作り、走って来る私を癒やし、落ち葉と共に季節を憂い、寒い季節には、まだ固い木の芽の膨らみに勇気をもらいます(写真右上と左上)。

Yogoko1次に紹介するのは、私の湖です。知っている人もお見えかも知れませんが、滋賀県の長浜市、琵琶湖の北にある余呉湖です(地図右中:Mapfanより)。余呉湖と琵琶湖の間にある賤ヶ岳は、羽柴秀吉と柴田勝家が戦った地としても有名です。またこの余呉湖には天女伝説があり、三保の松原同様に、天女が舞い降りた地として地元の人たちからは慕われています。私がこの余呉湖に惹かれたのは、晩秋に訪ねた事がきっかけです。朝靄が湖面を覆い、静けさと冷気の中で湖面を眺めていると、すごく心が落ち着き、それ以来、時間が出来るとドラYogoko3イブがてら訪ねています(写真右下)。ちょうど一週が7kmほどで、ランニングにも最適なので、ランニングの準備をして訪ねて、一周走って帰ると言うこともしばしばです。つい先日も初春の景色を楽しんできました(写真左中)。

Nomasaki20141_2さて本題の灯台ですが、私の灯台と言える灯台は二つあります。一つは福井県の立石岬灯台。そしてもう一つは、中京地区の人なら私の灯台と思っている方も多いと思う、愛知県知多半島の野間埼灯台です。それぞれについてはこれまでに何度となくまとめていますので、そちらをご覧下さい。(立石岬1、2、3、 野間埼灯台1、2、3、

左下の写真は、一番最近訪ねた野間埼灯台の姿です。

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2013年12月16日 (月)

平戸周辺の灯台と景観

Botanomake今回は、2013年夏に巡った長崎県の灯台巡りから、平戸での灯台関連写真と、その周辺の景観を紹介したい。と言うことで、今回はおまけ話としてまとめる。Hiradochizu

Hirado1平戸という地名は有名である。ザビエルという名前は小学生でも知っていることもあり、歴史に興味がある者やキリスト教徒であれば勿論であろう。また歴史上長崎は、江戸末期には重要な地であり、その一つとして平戸の名前が挙げられる。現在は大橋が架かり、陸続きで渡ることが出来る。Hirado2

平戸に渡った自分は、先に生月島へ渡り生月長瀬鼻灯台などを巡った後に平戸に戻り、ゆっくり観光をすることにした。まず向かったのが平戸城が建つ亀岡公園である。亀岡神社に近接しており、城は別名亀岡城とも言う。暑い日射しの中階段を登って城を訪ね、城に登ってみると、平戸瀬戸と言われる海峡やそこHirado9から入り込んでいる平戸港が一望できる。平戸瀬戸の正面に黒子島が見え、その北側には広瀬島に立つ二つの灯台が目に入った。

付け合わせた知識であるが、この城は山鹿流という忠臣蔵(赤穂浪士)などでHirado3よく耳にする山鹿素行の流れの軍学に基づいて作られた城であると知った。派手さの無い城ではあるが、三方が海に囲まれた自然の要塞とも言えるこの平山に建ち、存在感は大きい。城での景観を楽しんだ後、ぶらりと港周辺を散策した。お盆を過ぎて、観光客は減ったようであるが、それでも多くの人がいる。常夜灯が港のHirado4北側にあることを知り、訪ねようと考えたが、既に夕刻を迎えており、翌朝訪ねることにして、宿に一度入ってから、カメラ片手にもう一度港周辺を散策することにした。

オランダ塀坂を登ると、ザビエルの墓や三浦按針の墓がある。街並みは風情があり、異国Hirado8情緒を持ちながらも、日本らしさもある。夏の太陽が西に暮れる前に、一件の西洋食堂に入ってハンバーグ定食を食べることにした。ビールが喉に嬉しかった。

翌朝日の出前から、もう一度港周辺に出て、常夜灯を訪ねた。残念ながら常夜灯に火はHirado6入っておらず、形だけであったが、平戸瀬戸に目を向けると広瀬島の灯台が点滅していた。かなりの遠方で三脚も望遠レンズも持っていない状態での撮影は厳しい。しばらく時間が経つと、急に周辺が明るくなりちょうど黒子島の上から朝日が顔を出し、オランダ商館に朝日が当たった。茜色に染まりきれいであった。

平戸の歴史は、私の中では江戸時代末期からしかなかった。しかし城Hirado5を訪ねたときに知ったのであるが、築城を始めたのは安土桃山時代である。豊臣秀吉と親交が深かった松浦鎮信は、江戸幕府からの嫌疑を晴らすために完成目前にして火を放ったそうである。ふと朝日が当たる城を眺めながら、城が燃え落ちていく姿を想像していた。(写真の順番に意図はありません)

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2013年4月24日 (水)

私が灯台を巡るワケ

Botanomake 前回のブログ更新も遅れたが、今回も遅れている。私的な言い訳であるが、ここのところ何かと多忙で、灯台巡りに出かける時間が持てない。灯台を訪ねていないと、新たな記事をアップする気になれないのである。まだ記事にしていない灯台も多数あり、ネタIsozukouminami02が尽きたと言うわけではない。ただその感情と言うか、灯台巡りを楽しむ心の盛り上がりが無いと記事をまとめにくいのである。

灯台を巡ったときの感情、心の盛り上がりと書いたが、それがどんな物なのか?と問われると、おそらく私が灯台巡りを続けている理由につながると思う。そこで、今回はおまけ話と言うより、私が灯台を巡る理由をまとめてみることにする。と言うことで、今回はつまらないおまけ話の記事です。

Joujinmisakiyamahousi2006年4月にこのブログを始め、最初に『灯台巡りへの経緯』や『灯台にある物とは?』で灯台巡りを始めた理由などを語りました(今読み返すと照れますが・・・)。確かにここで語った理由で灯台巡りを始めたのですが、現在続けている理由は別の所にあると思っています。2009年の6月に『もう一度初心に戻って』と言うブログ記事を、自分に宛てて灯台巡りへの思いをまとめました。ここで書いたように、私は決して灯台その物に惹かれているわけではありません。「この灯台は、第〇灯で、〇レンズを使用し・・・」などと語る気持ちも無く、その知識もありません。また、一つでも多くの灯台を巡り、それKawajirimisaki1を並べて悦に入りたいわけでもありません。ただ灯台が立つ風景を求めて、気ままに旅がしたいのです。

心のどこかに、originalityを求めていることも否定しません。誰もが訪れる観光地よりも、誰も見たことが無いであろう景色を訪ねOkinoshima3てみたいと思います。そんな時に、ただ当てもなく彷徨うのではなく、灯台と言う目的地を持って訪ねているのです。このことは何度も書いてきましたが、人工産物にして自然の景色の中に、灯台ほど溶け込んでいるものは無いと感じています。つまり灯台が立つ風景は、私にとっては一つの観光地なのです。であるなら灯台の立つ風景を訪ねる過程で、そこでしか味わえない景観、オリジナリティのある景観はたくさんあるわけですから、それも一緒に楽しんでしまえ!と言うのが私の灯台巡りのスタイルで有り、醍醐味なのです。

観光地に立つ灯台もあります。そして観光地に近い場所に立つ灯台もあります。しかしほとんどの灯台は、誰も訪ねることの無いような岬や埼の木々に囲まれた場所に立っています。そしてそんな灯台から眺める海原や、そこに沈む夕日に昇る朝日、そして波打つTenjinsakimaruyama3岩肌などの景観はオリジナリティにあふれ、間違いなくオンリーワンなのです。

(写真)右上:磯津港灯台の冬の景色:右後方は四日市の石油コンビナート(三重県)、左上:常神岬灯台へ続く山道の途中に咲いていたヤマホウシ(福井県)、右中:川尻岬灯台への道(山口県)、左下:館山港沖島灯台前の海岸(千葉県)、右下:天神埼丸山灯台(和歌山県)

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2012年12月23日 (日)

登れる灯台を訪ねてみませんか?

Botanomake  灯台のイメージを尋ねると、らせん階段を登って、見晴らしが良い・・・と言った答えが時に返ってくる。観光地に立つ灯台を訪ねた経験から、そう言った答えが出るのであろう。しかし、日本に3000基以上ある灯台の中で、登れる灯台は、たった15基しかないのである。登れる灯台は、主に観光地に立っており、周辺の景観も良いという意味では、代表的な灯台と言えるかもしれない。ちょうど前回のブログで秋田県の入道埼を紹介しており、灯台に興味が無い人でも、登れる灯台なら訪ねる機会があると考えて、今回まとめてみることにしてみた。

まずは、15基の名前を挙げましょう。・秋田県の入道埼灯台 ・福島県の塩屋埼灯台 ・千葉県の犬吠埼灯台 ・千葉県の野島埼灯台 ・神奈川県の観音埼灯台 ・静岡県の初島灯台 静岡県の御前埼灯台 ・三重県の安乗埼灯台 ・三重県の大王埼灯台 ・和歌山県の潮岬灯台 ・島根県の出雲日御碕灯台 ・山口県の角島灯台 ・宮崎県の都井岬灯台 ・沖縄県の残波岬灯台 ・沖縄県の平安名埼灯台 の15基です。私の住む三重県では、比較的近い距離に立つ2基の灯台が登れる灯台なのです。

まだ15基全てを制覇しておらず、登れる灯台を語るには時期尚早かもしれないが、是非近くに行かれたら立ち寄って欲しい気持ちを込めてまとめてみる。訪ねた11基の中で、『私の灯台巡り』でまだ記事にしていないのは、三重県大王埼灯台だけである。和歌山県の潮岬灯台は、灯台の立つ風景として訪ねた経験が無いため未訪問としました。更に11基訪ねたのに、登っていない灯台が3基もある。塩屋埼灯台は強風のため、御前埼と安乗埼は灯台の立つ風景を求めるために、いつも時間外に訪ねているからである。(三重県の大王埼は、地元であるが故に写真にこだわっており、未だ納得できる写真が撮れていないため記事にはしていないのである) それでは、訪ねた灯台を簡単に紹介します。

Nyuudousaki09秋田県入道埼灯台:男鹿半島の先端に立つ男らしい灯台。周辺の景観は素晴らしい。ツートンにも関わらず風景に溶け込んでいる。

Shioyasaki1福島県塩屋埼灯台:是非記事を読んで欲しいが、強風のため登れなかったこともあり、必ず再訪したい。

Inubousaki2千葉県犬吠埼灯台:観光の名所。対岸の長崎鼻一ノ島照射灯からの景観が好きである。

Nojimasaki5千葉県野島埼灯台:歴史ある灯台で、遠景からの姿がきれいである。が、私が訪ねた時の思い出は最悪であった。

Kannonsaki5神奈川県観音埼灯台:歴史ある灯台。高い灯塔ではないが、歴史も古く、灯台の大御所的存在。

Omaezaki05静岡県御前埼灯台:いつも、景観を求めて訪ねるのは開館時間外ばかり。180度以上に広がる景観は壮大。

Anorisakiyoake1三重県安乗埼灯台:景観に四角い形状が妙にマッチした灯台。灯台巡りの大先輩と偶然出会っていた地元三重県の灯台。

Hinomisakinight6島根県日御碕灯台:周辺の景観だけで無く、灯台の姿としての綺麗さでは、青森県の尻屋埼灯台 と争うと私は思っている。

Tsunosima2山口県角島灯台:遠く見える姿も、近くから見る姿も素晴らしい。御影石で出来た灯台が周囲の景観に映えて雄大である。

Zannpamisaki4沖縄県残波岬灯台:遠くからその姿が見え、近づくとスリムな姿が、荒々しい景観の中にそびえている。

・三重県大王埼灯台:町全体が絵画の町として有名。灯台の姿も風景に溶け込み素晴らしい。地元だけに写真にこだわり、納得がゆく写真が撮れていないため、まだブログでは紹介していない。

以上、まだ制覇したわけでもないのに、訪ねた11/15基の灯台だけを紹介してみました。灯台に興味がなくても、観光地に立つ登れる灯台は、その景観だけで無く、灯台そのものも歴史的にも安全上でも重要な灯台であり、是非近くまで行かれたら立ち寄って、灯台の立つ風景、そして灯台に登って見える景観を楽しんでいただきたい。

私自身も、できるだけ早く残る4基を、そして登れていない灯台3基をもう一度訪ねたいと思っている。

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2012年11月11日 (日)

私のお気に入りの灯台Vol.6

Botanomake 前回お気に入りの灯台Vol.5を紹介したのが2011年11月だった。早いもので、もう一年が経つのである。この一年間は、あまり灯台巡りが出来なかった気がする(と言っても、灯台に興味が無い人から見れば異常なのだが・・・)。さて今回Vol.6をまとめることにした。いずれの灯台も、まだお気に入りで紹介していないのが、不思議なくらい大好きな灯台であり、特に地元の野間埼灯台へは、何度足を運んだことか・・・。今回はそんな野間埼灯台を含めた5基を紹介するが、選ぶ基準は、毎回書いているのでそちらを参考にしていただきたい。

Vol.1  Vol.2  Vol.3  Vol.4  Vol.5

〇太東埼灯台(千葉県):房総半島の中間地点に立つこの灯台は、自然の岩の浸食によTaitousaki2って、別の位置に移設された灯台である。最初に立っていた場所は、今では本当に崖っぷちである。訪ねるにはかなり細い道を通ることになるが、灯台周辺は整備され、休憩所や自販機まであった。しかし、観光地と言った感じではない。以前立っていた近くに展望台が設置され、そこからの景観は素晴らしく、お気に入りとなった要因の一つである。

〇博奕岬灯台(京都府):私にとって忘れられない灯台である。博奕と言う名前もであるが、この灯台は自衛隊の管轄敷地内であり、通常立ち入れない。車もBakuchimisaki1通れる道がついてはいるが、門がしっかりと閉じている。それならばと、灯台の立つ山の斜面を登ったのであるが、途中危うく滑落(少し落ちたのだが)しそうになり、冷や汗もかいて登って訪ねた記憶は生々しい。自衛隊員でも現れたら・・・と少し慌てて撮影したのだが、岬から見える景色は本当にきれいであった。灯台を訪ねるルートだけは、別に設けて欲しいものだ。

〇四季咲岬灯台(熊本県):なんと素敵な名前であろう。その名前に似合った晴天の夏にShikisakimisaki6訪ねた。ハイビスカスが痛いほどの輝きで咲いている。熊本県天草諸島を巡る間、『まむしに注意』と言う言葉がつきまとったのであるが、ここ四季咲岬だけは、その恐怖は少なかった。海の色もきれいで、小さな点Shikisakimisaki3滅灯台であるが、周囲の景観に白亜の灯台が浮かび上がっている。灯台までの道沿いにも点々と咲くハイビスカスに心踊らせつつ、周辺の景観を楽しみながら訪ねられるお勧めの灯台である。

〇大浜埼灯台(広島県):比較的最近と言える2011年の秋に訪ねたのであるが、本当に満足させられた灯台である。観光地と言うほど人はいないが、整備された公園の向こう側Oohamasaki2に白亜の灯台。一般の人でも足を運んでしまうに違いない。入り口にも敷地内の案内があり、上り坂を進み、灯台を上方から見下ろす形で近づく。そして灯台周辺もきれいに整備されていて、案内に従って進むと、検潮所や潮流信号所まで見学することが出来る。興味が無い人でも、その景観を楽しみながら巡ることが出来るはずであり、当然私は大満足して時間を過ごしたのであった。

〇野間埼灯台(愛知県):もう何度訪ねただろう?と言うくらい、学生時代から何度も訪ねた経験がある野間埼灯台を、今回のお気に入りの最後に挙げたい。愛知県の知多半島西側に立つこの灯台は、砂浜に立つ灯台であり、道路からその姿が見える灯台でもあり、私だけでなくく、ここをNomasakiyakei1訪ねた経験のある人には印象深い灯台である。私としては、若い日に訪ねた情熱的な記憶、中部国際空港が開港する前に、夜明けに訪ねた静寂な記憶、そして開港してからの上空が賑やかな記憶。といくつも思い出がある。写真は開港後に着陸する光と共に撮った灯台である。これからも写真は増えそうである。

今回Vol.6として5基選んだが、いつものように、たまたま思い出したお気に入りをまとめたに過ぎない。それでも、どの灯台も私のお勧めであり、もしこれを読まれた方で近くに行かれたなら、是非立ち寄っていただきたい。

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2012年7月30日 (月)

真夏の灯台の思い出(番所鼻灯台と日ノ御埼灯台)

Botanomake 今回は、既に紹介した和歌山県南紀白浜の番所鼻灯台と同じく和歌山県の日ノBansyosaki5御埼を振り返ってみた。既に4年前の夏に紹介しており、今なぜ?と問われそうであるが、とにかく最近の暑さの中、思い出すのがこの灯台なのである。

2008年の海の日、この日はちょうど7月20日で連休だった。前日夜に白浜温泉に宿泊して、早朝に白浜海岸に足を伸ばした。この季節、休日の日中は白浜海岸は海水浴客で通行すらままならなくなるのはわかっていた。そこで夜明け前にBansyosakiengetujima1白浜海岸を訪ねたのであるが、驚いたことに、既に浜辺にはかなりの人数が場所取りをしていて、数名は既に泳いでいたのである。私はそんな中、海岸線の道を走って番所鼻までやって来た。まだ灯台は点灯しており、遠く四双島の灯台にも灯りが見えた。望遠レンズで覗くと、数名が上陸して釣りをしていたのにもすこし驚いた。

残念ながら番所鼻では灯台まで近づく事が出来なかったのであるが、その代わり有名な円月島の後方に満月があり、夜明け前の貴重な写真が撮れたのである。それにしても早朝から暑くて、その日灯台を巡る予定が無ければ、まだ十分に場所取りができた白浜の海岸で、海水の中につかりたい気分であった。Hinomisaki2

その後一度宿に戻り、朝食を取ってから御坊市に向かった。途中天神埼など灯台を巡ったが、御坊市を通り抜けて、日ノ御埼に着いたのがお昼前で、とにかく暑かった。気温は36度くらいだが、風があまりなく、とにかく汗が吹き出すのを感じながら日ノ御埼灯台を訪ねた。誰も人影はないが、真夏の日射しが照りつける中、白亜の灯台が、夏を象徴しているようで、更に周囲に植えられたフェニックスHinomisaki3_3がそれを演出していた。

既に紹介した灯台で、今更新たに語ることなどないのであるが、最近の暑さを感じながら、なぜか懐かしく、あの暑さの中でもう一度訪ねたい気持ちになっているのが、少し自分でも興味深く感じて、もう一度取り上げてみた。

ちなみに、全くの蛇足であるが、何故南紀白浜のアドベンチャーワールドでは、あんなにパンダが多くいて、出産も成功しているのに、ニュースにならないのか不思議である。

Hinomisaki3_2

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2012年6月25日 (月)

梅雨の季節の灯台巡り

Botanomake 梅雨の季節には、灯台を訪ねる機会が少なくなる。当然かもしれない。曇り空を背景に灯台の姿が似合わないことは十分承知しており、必然的に足が遠のいてしまうのである。また雨も降っておらず、天気予報も曇り時々晴れなどと予報していても、灯台にたどり着くと、曇天からポツポツと降り始めるということも何度か経験した。加えてもう一つ理由をあげると、灯台に続く道は地道(自然の土)のことが多く、ぬかるんでいたり、草木が濡れていて、足下が不安定なこともある。

しかし、そんな梅雨だからこそたどり着いた灯台に感動できることもある。曇天とは言え、雨に降られずに灯台を訪ねられたことが貴重に感じたり、梅雨にもかかわらず天気に恵まれたりすると嬉しくなるのだ。そこで今回は、私の中で梅雨の灯台巡りとして記憶に厚いものをいくKawanasaki1つか紹介してみたい。

川奈埼灯台(静岡県):なんと言っても、ゴルフ場の端に立つ灯台であるのに、ゴルフ場を通らずにそこにたどり着いた記憶が大きい。車が何とか通れる海寄りの道を進み、高台に広がるゴルフ場に、草木を払いのけながら、崖下から登るようにアプローチしてたどり着いたのである。灯台は何番目かのホールのグリーン奥に立っており、灯台下でうろうろ移動する私の姿は、きっとプレーヤーの集中を欠かせていたであろう。

橋田鼻灯台(愛知県):梅雨の晴れ間という言葉がピッタリの晴天の日に訪ねたのである。Hashidahana01更に、旅館の裏庭に立つという特殊な立地条件。初めての訪問であり、旅館の裏側を散策してようやくたどり着いたのであるが、後で知人から、旅館に話せば撮らせてもらえると聞き、次回は・・・と思いつつも、まだその後訪ねていない。一度この旅館に泊まって、準備万端で灯台の灯りを撮ってみるのもおもしろいかも?

三木埼灯台(三重県):7月最初の日曜日に、雨は降らないという情報のみを信じて向かMikisaki1った三木埼である。地元なのではあるが、かなり山歩きをしないとたどり着けないと言うことはわかっていた。訪問を楽しみにしていた灯台でもあり、もっと季節を選んでも良かったのに、なぜかこの日訪ねたくて強行した。それだけに思い出深い。

冒頭に、梅雨には灯台を訪ねる機会が少なくなると書いたが、いくつかの灯台が次々と思い出される。確かにこの時期に訪ねる灯台の数は少ないはずである。しかしだからこそ印象深いに違いない。梅雨の晴れ間を狙ってこれからも車を走らせそうである。

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2012年5月14日 (月)

大失敗(旧境港灯台:鳥取県)

Botanomake今回は、おまけ話としてまとめます。この春に、昨年夏に巡りきれなかった島根県の灯台をいくつか巡りに出かけたときのことです。Sakaiminatokyu3jpg

前回の島根県の灯台巡りでは、主に島根半島に立つ灯台を巡っており、今回はそこからもう少し西に進んで巡ることにしました。と言っても、いつものように時間に余裕はなく、一日だけの行程でしたので、三重県に住む自分は、前日夕方三重を出発し、夜遅くに島根県に入って、一泊して早朝から巡り始めたのです。しかし、どうも島根県とは相性が悪いのか、この日も徐々に雲が厚くなり、やがてポツポツと雨が降り出しました。結局予定していた灯台のうち、二基は諦めました。翌日お昼過ぎには三重県に戻る必要があった自分は、もう一泊島根県内で泊まって、早朝に出発することにしたのです。

Sakaiminatokyu1ところが、朝起きて外を見ると、雨雲がどんどん消えて、徐々に青空が広がり始めているではありませんか。こうなれば多少無理をしても、晴天で美保関灯台を訪ねてみたい。ちょうど例年より少し遅れた桜も、今が満開を少し過ぎくらいだとと聞いていたのです。帰路の途中立ち寄ることに決めて、車を進めることにしました。ちょうど境港を対岸に見る道を走っていると、見事に回復してくれた青空を背景(写真左上)に、満開の桜に囲まれた旧境港灯台の姿(写真右上)が目に飛び込んでくるではありませんか。これから美保関灯台に向かい、昼過ぎには三重県に帰らなければならない自分にとって、そこまで訪ねる時間的余裕はない・・・そう思いました。Sakaiminatokyu4chizu

そこで、狭い道路沿いのスペースに車を停めると、望遠レンズで灯台を撮ることにしたのです。肉眼でははっきりしませんが、レンズの中からは、満開の桜に囲まれた白亜の灯台が本当にきれいに見えました(写真右下)。しかし何故か、その時は美保関灯台に立ち寄って、三重県に戻ることばかり自分に言いきかせ、何枚か写真を撮ると、そのまま美保関灯台に向かったのであります。

Mihonoseki2sakura1美保関灯台では、前回訪ねた時とはかなり雰囲気も異なり、少し満開を過ぎてはいましたが、見事な桜に迎えられたのであります。桜祭りの期間で、紅白の幕も取り付けられていました(写真左下:詳細記事は後日)。時間的には短かったのですが、昨年夏のリベンジとばかりに、多くの写真を撮りました。しかし、やはり時間が気になり、車に飛び乗ると、そのまま三重県に向かって出発したのであります。そして寄り道もせず(本当に休憩することもなく)に、一気に三重県まで車を走らせたのでありました。

戻ってからふと考えたのですが、対岸に車を停めて写真を撮る時間があったのであれば、その時は通り過ぎて、美保関灯台からの帰り道に境水道大橋を渡れば、すぐに旧境港灯Sakaiminatokyu2台に立ち寄れたのです(地図右中:Mapfanより)。

何故帰り道に立ち寄ることを考えなかったのだろう???どうしても昼過ぎには三重県に戻らなければならないという使命感と、美保関灯台に立ち寄りたいという思いが重なって、こんな大失敗をしてしまったのでしょうか?それにしても、立ち寄れば、きっとお気に入りの、満開の桜に囲まれた歴史的な灯台の写真が撮れていたであろうに・・・。大失敗でした。

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